■はじめに
今回のプチ移住(10日間程度の短期滞在)は、新潟県の新潟市である。
滞在地については新潟駅付近を探していたが、秋の観光シーズンも近くなり、また三連休も挟むため、いつもは激安である新潟駅付近のホテルもかなり高価であった。そこで浦佐駅付近の宿泊施設を仮押さえていたが、交通の便があまり良くない。その後も根気よく検索を継続して、新潟市内ではあるが少し離れた場所(豊栄駅)にキッチン付きの民泊を発見した。ということで、そこに即決である。連休を挟むのに8泊で34,692円であり、そこに「じゃらん」の3,500円のクーポンと2,500円のポイントを適用させて28,692円であるから、経費的にも優しい。
移動手段については当然新幹線になるが、往路はJREバンクの特典(4割引)で、復路は「えきねっと」の50%割引を購入しておいた。
1日目は移動日、2日目は「ほくほく線」沿線観光、3日目は直江津と新津の観光(「鉄道の日」関連イベント)、4日目は津川や五泉などへの観光である。
■2026.10.8
今日は移動だけであり、しかも新潟である(それほど遠くなくて新幹線がある)から、昼前までゆっくりしてから出発した。
上述した通り、新潟までの移動は銀行口座維持の特典による4割引切符である。

@安い
JRを乗り継いで大宮まで行き、新幹線「とき」号で新潟までやってきた。
新潟から白新線に乗り換えて、豊栄までやってきた。駅から歩いて15分くらいの場所にあるのが、今回の塒である。キッチンが完備であり、これならあれこれと料理が可能である。

@キッチン
荷物を整理してから、スーパーへ向かった。買ったものは、新潟産のチダイと「新潟長岡風」という生姜焼き、プチ移住シリーズでは定番となった地元の卵と、越後薬草という地元企業が作っているキムチなどである。

@地元品
■2026.10.9
今日明日で使用する切符は、「えちごツーデーパス」である。新潟県内のJRや第三セクター鉄道がほぼすべて乗り放題で(福島県も一部含まれる)、2日間有効でたったの3,300円であり、青春18きっぷなどと比較してもかなり安価な設定である。

@お得
第三セクター鉄道も乗車できるため、今日は北越急行(ほくほく線)沿線の観光である。豊栄駅まで歩いて向かい、7時05分発の吉田行に乗り込んだ。この列車は、新潟から越後線に乗り入れてくれるため、越後線経由で向かうことにしている。

@新潟駅にて
新潟駅で停車時間があったので上記写真を撮ったが、意外に車内は空かない。立つ人もいる状態であったが、なんとか窓側席を確保することができた。
次第に通学客が減っていき、巻以降はかなりガラガラになって、弥彦線と接続する吉田には8時35分に到着した。ここで、柏崎行に乗り換えとなる。

@柏崎行
定刻の8時42分、吉田を出発した。編成が6両から2両になっただけでなく、元からガラガラで車内には数人しか乗客がいない。それだけでなく、この列車の後は12時台に1本あるだけで、それ以降は夕方になってしまうくらい運行本数も少ない。
刈り取られた田んぼを見ながら乗車を続け、その場の思い付きで東柏崎で降りてみた(柏崎で乗り継ぎ時間があるため)。柏崎駅までは、歩いても30分以内である。

@閻魔堂があった
働いていた時分には何度も来たことがある柏崎であるが、行きつけであったスーパーが廃業しているなど、街の様子は変わっているところがあった。
その顕著なものが、駅前にできていた高層ビルである。これは2015年に完成したブルボンの本社であり(意外に昔の普請であった)、1階は展示スペースがあるようなので、それを見学させてもらった。

@本社建屋にて(くまさんは出張中)
駅に向かい、10時42分発の直江津行に乗り込んだ。
今日は、雲一つない快晴である。青海川付近では、右手には、綺麗な日本海が見えたり消えたりした。

@快晴
青海川駅では観光列車「Shu*Kura」と行き違い、11時16分に到着した犀潟で下車した。ここで、ほくほく線に乗り換えとなる。乗り放題切符を持っているので直江津まで行ってもいいのだが、乗り換え時間がないため犀潟での乗り換えとなる。
しばし待ち、11時30分発の越後湯沢行に乗り込んだ。

@鉄道むすめカラーリング
ほくほく線のどこかで途中下車をしようと思ったが、観光地として有名な「まつだい」では面白くない(過去に何度も降りたことがある)。そこで今回は、初めて虫川大杉で下車することにした。
11時46分、同駅で下車。なぜこのような変な駅名なのかというと、駅から数分歩いた場所に大杉があるからである。

@でかい
杉自体は立派であったが、3分もあれば見学終了である。駅に戻っても1時間以上も持て余してしまうため、隣駅の「うらがわら」まで40分ほど掛けて歩いていくことにした。
日傘を差しながら歩き、うらがわら駅前に物産館があったので入ってみた。地元産のえだまめと、かぐら南蛮を安価で購入である。

@おつまみ用
この時点でまだ13時過ぎであるが、新潟県は横に長いため、夕方のほど良い時間に戻ろうとしたらもうひたすら帰るしかない。
13時22分発の、六日町行に乗り込んだ。2両目は「ゆめぞら」車両であったので、そちらに座ってトンネル内での映像上映を見ながら乗り続けた。

@映像
14時16分に上越線の六日町に到着し、そこから長岡行に乗り換え、長岡からは豊栄行(新潟経由)に乗って帰ってきた。17時17分、豊栄着。
昨日とは違うスーパーへ行き、栃尾の油揚げと村上の塩引鮭、新潟たれかつなどを買って宿に戻った。

@新潟の品
■2026.10.10
今日は、鉄道の日関連のイベント2つに参加することにしている。
まず向かうのは、直江津である。えちごツーデーパスの範囲内であるが、上述した通り新潟県は横に長く3時間以上掛かるため、今日は豊栄発6時17分の列車からである。
昨日より1時間弱早いし、土曜日なので車内は空いていた。

@新潟行
新潟で長岡行に乗り換え、長岡には8時01分に到着した。回送中のShu*Kuraと出会い、8時06分発の直江津行に乗り換えた。2両編成の車内はほぼ満席であったが、なんとか進行方向とは逆の窓側を確保することができた。
定刻に長岡を出発。柏崎を過ぎると、今日もきれいな海である。

@快晴
9時41分、直江津に到着した。駅のコンコースは、イベント用出店の開業準備で大賑わいであった。
数分歩いて、D51レールパークへ。今日は「なおえつ鉄道まつり」ということで、入場無料である。

@SLも待機
鉄道関連の物品販売には行列もできているが、私は収集癖は無いためスルーである。
有料のイベント(SL乗車など)もあるが、今日は無料のイベントも多い。敷地の奥では、特殊車両(路盤を作る車両や除雪車など)があり、こちらは無料で中に入れて操作などもできる状態であった。

@あれこれ体験する

@こちらも体験
直江津駅に戻り、11時01分の列車に乗り込んだ。ひたすら戻り、往路と同様に長岡で乗り換え、新津には13時36分に到着した。
今日は1番線にて、「SLばんえつ物語」号で使用されている車両がBARとして営業している。軽く飲みたいところであるが、14時閉店であるから撮影をするだけである。

@DLばんえつ物語
肝心のSLはというと、駅から10分弱歩いた場所で動態展示されているのである。そちらも14時までということなので、急いでそちらに向かった。
SLは転車台の上にいて、ちょうど車庫に戻る直前であった。

@間に合った
続いて向かうのは、「レールフェスタ」のメイン会場である総合車両製作所である。駅からシャトルバスも出ているが、歩いても15分くらいのようなので、歩いて向かった。
敷地内は、家族連れなどで大賑わいであった。通常は車両を横移動させるトラバーサーも、今日は人を乗せている。

@特別体験
各建屋内の展示をあれこれ見てから、最後は車両のクレーン移動の見学である。大きな2つのクレーンを使って、製作中の車両を移動させていくのは壮観であった。

@移動中
イベントを見終えてから、歩いて新津駅へ戻った。ホームに降りてみると、なんとまたしても四季島と遭遇である。前回の函館でのプチ移住でも偶然出会ったが、今回もまた会うこととなった。

@再度遭遇
通学の高校生で混雑する15時15分発の新潟行に乗り込み、亀田で下車。目的はここから25分くらい歩いた場所にある亀田製菓の直売所であるが、古い町並みも少しあり、観光気分で歩くことができた。

@ちょっと遠い
店内に入ってみると、消費期限が近い柿の種が50袋で税込み600円で売っていたので、それを買ってみた。小袋(16グラム)とはいえ、1袋12円は激安である。お土産用でもいいが、つまみが足りない日はこれを少し食べればよい。

@戦利品
亀田発16時41分の列車に乗り込んだが、これは昨日と同じ列車であり、新潟で乗り換える必要がない豊栄行である。
豊栄には17時17分に到着し、スーパーで新潟産の鶏肉(昨日買ったかぐら南蛮と炒める)と、新潟の名店監修のカレー唐揚げを買って宿に戻った。

@今日の食材
■2026.10.11
今日からも、えちごツーデーパスを使った旅である。このパスは金曜と週末しか使用できず、通常であれば金・土もしくは土・日のパターンしか使えないが、今週は三連休であるため、金・土と日・祝で2回使用できるのである。よって、意図的に旅程に三連休を含めたのである。
7時30分発の列車に乗り、新潟まで移動してきた。

@乗り換え
待ち合わせ時間があったためしばらく新潟駅構内をぶらぶら歩いてから、8時15分発の列車に乗って新津にやってきた。昨日も来たばかりであるが、今日は散策目的である。
新津は「鉄道の町」として有名であり、商店街のシャッターには数多くの列車の絵が書かれており、町内には車輪や踏切なども置いてある。

@鉄道の町
しばらく街歩きをしてから、駅に戻った。今日は「SLばんえつ物語」号の運転日であり、ホーム上は撮影目的や乗車する人で混雑していた。昨日は単行であったSLも、今日は客車を牽引した状態で引込線にいる。

@SL
私は撮影だけをして、自身が乗車する列車が入線するホームへ向かった。SLは「乗るもの」ではなくて「見るもの」だと思っているので、撮影できれば充分である。
入線してきたのは、キハ110系であった。最近は新しいGV-E400系に当たることが多く、これに乗るのは久々かもしれない。

@キハ110系
定刻の9時33分、新津を出発した。五泉を過ぎてしばらくすると、阿賀野川が沿ってきて壮大な景色になっていった。
10時29分、津川で下車した。津川にはつい3か月前に来たばかりであるが、その際は暑くて街歩きまでしなかったため、そのリベンジである。

@阿賀野川
市街地(と言っても個人商店はほぼ閉店しているが)に入り、街並みを見たり寺院を参拝したりした。雪国では有名な「雁木」(歩道まで突き出した軒先)であるが、ここ津川が発祥の地であるという(所説あり)。

@発祥の地
街歩きを終えて阿賀野川に掛かる橋を歩いていると、SLが汽笛を鳴らして走ってくるのが見えた。時刻表を確認すると、津川駅で私が乗る新津行と行き違うようである。
駅に着くと、SLの乗客があれこれと撮影中であった。私も、SLには乗らないが撮影である。

@珍しい角度から
11時22分発の新津行に乗り込み、阿賀野川を見ながら乗り続け、五泉で下車した。これから蒲原鉄道関連の車両を見に行くが、駅からはかなり遠い。しかし、ちょうど良い塩梅に「ふれあいバス」というのが来るので、それに乗っての移動である。

@バスで移動
12時11分にやってきたバスに乗り、10分ほど乗車して城跡公園前バス停で下車した。そのすぐ前に保存されているのが、蒲原鉄道のモハ11形である。綺麗に塗装されており、保存状態は良好のようであった。

@モハ11形
車両も撮影したからバスで戻って、と行きたいところであるが、バスの本数は多くないため、駅まで1時間15分掛けて歩いて戻った。
13時54分発の新潟行に乗り込み、新津と東三条で乗り換えて、燕三条までやって来た。道の駅まで行き、何か良さげな食器でもあればと思ったが、意外に「良い値段」であったので、見ただけで退散である。

@燕市は金属加工品で有名
駅に戻って15時42分発の列車で東三条に戻り、16時00分発の信越本線に乗り換えた。乗車駅こそ違うが、これは昨日と一昨日にも乗車した豊栄行である。
昨日と同様に17時17分に豊栄に着いてから、スーパーに向かった。新潟産の「れんこ鯛」と、奮発して村上牛を買ってみた。先日買ってある卵と合わせて、今日はすき焼きである。

@新潟産


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