■はじめに
今回は、JREモールで購入できる2つの観光列車に乗ることにしている。
1つ目は、「水郡線『香る』風っこ奥久慈号」であり、正式名称は「びゅうコースター風っこで行く水郡線『香る』風っこ奥久慈号~秋涼の候~」と、ひたすら長い。「安らぎの香りコーヒーコース(水戸駅発)と「ホップの香り地ビールコース(常陸大子駅発)」があり、私の旅行記を良く読まれる方であれば後者に乗ると予想されそうであるが、前者(コーヒー)を申し込んだ。夕方の時間帯に呑んでしまうと、家に帰ってからの晩酌がし難くなるからである。コーヒー2種に大子町地元のパンとアップルパイが付いて、7,500円也。
2つ目は「小海線甘光(かんこう)列車」である。列車名には「スイーツ編」とも書いてあるが、アルコールの提供もあるため、20歳以下は申し込めない内容となっている。スイーツ3種+プルーン+コーヒー+日本酒とコーヒーのペアリングが付いて、7,000円也。
■2026.9.20
1つ目の観光列車は9月20日、2つ目は9月26日に乗車するため、7日間有効で11,780円の「北海道&東日本パス」が利用できる。2日目から5日目までは関東近郊の工場見学で使用するが、常陸大子日帰りと佐久平往復だけでも、充分に元は取れてしまうから恐ろしい。

@お得な切符
最寄り駅を7時前に出発して、JRを乗り継いで9時前に水戸駅に到着した。
水郡線の行先案内には、すでに「風っこ奥久慈号」の表示が出ていた。今日は、1号車がツアー用、2号車が通常の指定席となっている。

@臨時列車
緑の窓口付近にすでに臨時受付が開設されていたので、そこで名前を告げて一式を受け取った。復路の中に入っていたのは、ノベリティであるトートバッグとウェットティッシュ、パンフレットと名札である。

@一式
ホームに向かい、定期列車の発着を数本見送り、9時20分過ぎに風っこ奥久慈号が入線してきた。入線後は、いくつかの作業(荷物を運び入れたり、机の雨粒を拭いたり)があるため、しばらく待機である。

@風っこ奥久慈号
ドアが開いたので、車内へ。今回は通路側でしかも進行方向とは反対になってしまったが、残念な雨模様=窓部分はシールドで覆われているため景色が見えないので、あまり気にはならない(どうせコーヒーや食事が目的である)。

@景色は見えない
定刻の9時40分、数多くの駅員に見送られて水戸を出発した。
出発後すぐに観光大使(女性)から大子町のパンフレットが配られて、その後に配布されたのが「hajimari」のコーヒーである。大子町のこの店のコーヒーを飲むは、5か月前に乗車した「水郡線まんぷくトレイン」(大人鐡86)以来である。

@再会
コーヒーの直後に配られたのが、こちらも大子町に店があるパン屋のもので、「奥久慈卵入りたまごこっぺ」である。マーガリンやショートニングを使っていないとのことであり、もちもちとした食感であった。

@コッペパン
いつもなら「長閑な景色を見ながら」となるのであるが、今日は外が見えないし、そもそも後ろ向きである。今日は20日、つまり「じゃらん」の割引販売開始日であるため、しばしスマホと睨めっこである。
続いて配布されたのが、アップルパイである。もちろん、地元大子のりんごを使用したものである。

@アップルパイ
2杯目のコーヒーは、名札の中に入っている券を出して自分のタイミングで注文する形になっていた。それを係員に渡して、やって来たのが「奥久慈りんごコーヒー」である。そのままストローで飲んでしまうとりんごジュースになってしまうが、よく混ぜると「爽やかなコーヒー」になる。

@りんごコーヒー
しばらくすると、係員がアンケートのQRコードを持ってきた。答えるとノベリティがあるということなので、いそいそと答えてスイカペンギンの袋をもらった。

@このキャラもあと少しの命
その後、観光大使による大子町の観光案内アナウンスがあった。
沿線の景色でも紹介したいが、雨模様ということもあり、デッキから撮った写真もイマイチであった。途中、上小川で停車時間があったので(本来の停車駅ではあいが、ドアが開いたので)、撮影タイムである。

@上小川駅にて
コーヒーが当たる抽選会が車内であったが、私は残念ながら当たらなかった。
雨の中を走り続け、定刻の11時51分に常陸大子に到着した。これで、今日の観光列車は終了である。

@ゆるキャラがお出迎え
戻りの定期列車は、14時09分発である。袋田の滝は何度も行ったことがあるし、晴れていれば旧上岡小学校を再訪してもいいが、残念な雨である。結局、近場にあったSLを見たり、道の駅まで行ったり、待合室でこの旅行記を書いたりして時間を潰した。

@大子町
■2026.9.25
日曜日に観光列車に乗るため、土曜日である今日はひたすら移動してホテルに泊まるだけである。ホテルは、列車の出発地点である佐久平駅近辺で探したところ、中込駅近くの宿が最安であったため、そこを予約してある。
JRを乗り継いで、高尾から中央本線の各駅停車に乗り、小淵沢へ。ここからは、久々の小海線である。

@小海線
明日乗車する甘光列車も小海線を走るため、今日は別ルートで入りたい気持ちもあるが、しなの鉄道は北海道&東日本パスでは乗車できないため、単純往復になってしまうのは仕方がない。
定刻の13時37分に小淵沢を出発し、中込には15時28分に到着した。乗車記録などは付けていないが、おそらくこの駅では初めての途中下車である。近場に何かないか探して、「ぴんころ地蔵」という場所に行ってみた。

@ぴんころ地蔵
安ホテルに投宿し、スーパーで買った安食材で一献してから就寝。
■2026.9.26
7時頃にホテルを出て、中込発7時13分発の小諸行に乗り込んだ。観光列車の受付は佐久平駅で9時からであるが、乗り放題切符を活用して小諸まで行くためである。
佐久平を過ぎて、小諸には7時41分に到着した。ここで小一時間、市内散策である。
駅に戻ると、フロアで地元野菜が売っていた。巨大な唐辛子と茄子が100円であったので、即買いである。

@お土産
8時41分発の列車に乗り、8時56分に佐久平に到着した。観光列車の受付までまだ4分あるが、すでにセッティングがされていたので、そこで名前を告げて資料一式と名札などをもらった。

@今日の一式
出発時刻(10時00分)までまだまだ時間があるため、駅舎内にあるフリースペースでしばし時間調整である。
9時50分くらいにホームへ行ってしばらく待つと、今日の観光列車が入線してきた。ハイブリッド車両(キハE200系)の3両編成である。

@甘光列車
小海線にはまだキハ110系が多いが(昨日も今朝もそうであった)、稀にこのハイブリッド車両に当たることがあり、たぶん以前に乗ったことがあると思う。その時との違いは、今日はテーブルが設置されているという点である。

@観光仕様
私の席は、2人用のボックス席であった。そこに陣取り、駅員に見送られながら、定刻に佐久平を出発した。
最初のスイーツは、「佐久穂産プルーンの米粉タルト」である。そしてそれに合わせるコーヒーは、エチオピア産の豆である。

@タルト
立て続けに2品目も手元に配膳されたが、「信州りんごのタルトシブースト」である。それに合わせるコーヒーはブラジル産の豆であり、先ほどと比較するとかなり酸味があるものであった。

@シブースト
10時31分、小海に到着した。ここで47分も停車するが、それは駅舎内でイベントが行われるためである。
特設会場に向かい、まずはジンのソーダ割を飲みながら、ジンに関する説明を酒蔵の人から受けた。

@まずは通常版
そして続いて頂いたのが、コーヒーのカクテルである。ジンに甘めのトニックソーダを入れて、そこにコーヒーや塩などを入れたものである。

@カクテル
ほろ酔い気分になり(お酒が飲めない参加者がいてカクテルが余ってしまったため、もったいないからお代わりをしてしまった)、列車に戻った。
小海を出発すると、最後のスイーツである。「安養寺みそだれ大福」と「くるみ団子」であるが、合わせるコーヒーはなんと中国産。お茶で有名な、雲南省プーアール市のものであるという。

@和菓子と中国コーヒー
11時54分に野辺山に到着して、ここで27分の停車である。観光協会に行ってスタンプを押して、近場の広場にあったSLの写真を撮ったりして過ごした。
同駅を出発して配布されたのが、佐久市のプルーン2種である。

@プルーン
最近は、桃や苺なども口にした瞬間に「甘っ!」と言ってしまうくらい品種改良がされているが、これ(プルーン)くらいのあっさり具合が個人的には好きである。
アンケートに答えるとノベリティが貰えるということなので答えて、頂いたのがハイレモンなどである。地元で生産されているのと、ハイレールとの「ハイ」繋がりであるとの由。

@粗品
スイーツ中心とはいえ、3品4種+プルーンまで食べたため、かなりお腹は一杯になった。
12時51分に小淵沢に到着して、観光列車は終了である。この後は、13時08分発の甲府行に乗り、ひたすら乗り継いで帰るだけである。

@野辺山駅にて


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