■はじめに
今回のプチ移住(10日間程度の短期滞在型旅行)は、愛媛県の四国中央市である。愛媛の中心部となれば松山市であるが、今回は消去法的に宿泊先を決定したものである。というのも、当たり前であるが4月末から5月の1週目はゴールデンウィークであり、どこもかしこも混雑しており、ホテル代も高い。しかし、こう言っては失礼であるが、人気がない場所であれば安く手配できるかもしれない。そこで、宿泊サイトで手当たり次第に全国各地を検索して、辿り着いたのが四国中央市(川之江駅付近)のホテルであった。8泊で37,400円であり、じゃらんのクーポンを適用させて32,400円(1泊当たり4千円ちょっと)。これなら、安く滞在できる。航空券もだいぶ前に抑えており、往復とも1万円以下にすることができた。
愛媛県と言ってもだいぶ右寄りの場所であるため(隣の駅はもう香川県)、今回は香川県を中心に巡ることにして、愛媛中東部へ行くのは2日間だけにすることにした。1日目は移動日、2日目は東かがわ市などへの観光、3日目は小豆島観光である。
■2026.4.30
格安航空券とは言えゴールデンウィークの土日祝では手配が無理であるため、往復とも中日の平日である。
羽田空港に向かい、11時30分発の高松行に乗り込んだ。それにしても、第2ターミナルの47番搭乗口、とてつもなく遠い…。

@1キロくらい歩く
定刻に出発し、雨の高松には12時50分頃に到着した。
川之江方面に行くバスは13時20分発があるが、早く着いたところでまだチェックインできないため、カードラウンジで2時間ほど時間潰しである。このような場合(到着の場合)、クレジットカードラウンジがあるのは有難い。

@空港で暇潰し
しばしPC作業をしてから、バス乗り場に向かった。川之江方面に行くバスについては、念のためネットで予約・決済してある。待っていたのは、マイクロバスくらいの小さなバスであった。しかし、リムジンバスで高松駅まで移動してJRで移動しても同じくらいの経費が掛かるため、このバスで直行できるのは有難い。

@小さい
定刻の15時20分に出発して高速道路を経由して四国中央市に入り、終着の川之江停留所には16時40分頃に到着した。予約してある安ホテルは、ここから歩いてすぐである。
無人チェックインを済ませて、自室へ。今回はキッチンが無いが、自室冷蔵庫+共用レンジという最低限は揃っている。そもそも愛媛や香川はお魚が美味しい場所であるため、レンジ調理中心でもなんとかなるであろう。

@部屋は広い
荷物を整理して、早速スーパーへ向かった。地元川之江のサワラが半額になっていたので、愛媛産のサヨリなどと一緒に買い求めた(サワラは肉が柔らかかったので、明日以降にも再度買ってみたい)。

@地魚
それら以外は、プチ移住シリーズで定番となっている地元の卵と、「ジャケ買い」のような感じで見た目だけで買ってみた松山ウインナーである。

@その他
■2026.5.1
今日から3日間は、tabiwaの「岡山・香川ワイドパス」を使っての旅である。岡山市周辺と香川県内のJR、さらに小豆島へのフェリーが乗り放題で、たったの3,600円(1日当たりたったの1,200円)である。川之江からだと観音寺までの切符が別途必要になるが、それでもお得過ぎる切符である。

@これで周遊
川之江駅まで歩いて行き、6時38分発の列車に乗り込んだ。意外な長編成であり出発時はガラガラであったが、高松方面に近付くにつれて、学生などで混雑していった。

@通勤通学用
高松着は8時04分。乗り継ぎ時間があるため、今後に使用する切符の購入である。5月4日から6日までの3日間は、JR四国内が乗り放題となる「四国再発見早トクきっぷ」(2,400円)であり、平日である7日は「ことでん・JRくるり~んきっぷ」(2,200円)である。早トクきっぷは土日祝日しか利用できないが、ゴールデンウィークだからこそ最大限利用できるのである。

@切符あれこれ
ホームに戻り、8時33分発の列車に乗り込んだ。定刻に出発し、讃岐白鳥には10時01分に到着した。
バスまで時間があるため近場のスーパーまで歩いて行って、その近くにあるバス停から路線バスに乗り込んだ。

@路線バス
10分弱乗って、局前バス停で下車。なぜここに来たのかというと、近くにSLが展示されているからである。置いてあったのはC11であり、タブレットキャッチャーがなぜか近くに設置されてある。近くに石碑があったので読んでみると、元国鉄総裁が幼少の時期にここで過ごしたため、このSLが展示されるようになったという。

@C11
そしてすぐ近くには、鉄道資料館がある。外から覗き込むタイプであり、閉塞器や車両の部品(バネなど)が地味に展示されていた。
四国の鉄道関係資料館となれば、伊予西条にある四国鉄道文化館が一番有名であり、比地大にあるKトレインワールドもネットでの紹介記事を見るが、ここに関してはかなり少ないと思う。

@地味
展示物はすぐに見終えて、近くにあるバス停に向かった。東かがわ市の与田山地区、長閑な田舎風景である。天気は良いが、実はかなりの強風が吹いていて雲の流れが速い。その影響もあり、今日の午後は瀬戸大橋線が計画運休となっている。

@風速以外は天気が良い
11時04分にやって来たバスに乗って戻り、白鳥神社前で下車して讃岐白鳥駅に歩いて戻った。
11時30分発の列車に乗り、讃岐津田で下車。歩いて数分の場所にあるのが、津田の松原である。

@強風継続中
松原を散策してから道の駅に行ってスタンプを押して、駅に戻った。
しばし待ってから、12時56分発の列車に乗り込んだ。当初予定では讃岐牟礼で降りて展示されている琴電の車両を見に行こうと思っていたが、地図を見ると琴電の駅からの方がアクセスが良い。よって、そこは5月7日に回すことにした。ということで、そのまま高松まで乗り通した。
計画運休もあってマリンライナーの次の出発は19時台であり、改札ではテレビカメラも来て撮影をしていた。

@動きません
14時13分発の快速に乗って、下車したのは坂出である。歩いて向かったのは、駅の近くにある鎌田共済会郷土博物館である。実は往路にここを通る際に目に入っていて気になっていたので、入ってみることにした。「うっかり鉄道ネタでも」と思ったが、さすがにそれは無かったが。

@博物館
鎌田というのは、隣接する醤油蔵「鎌田醤油」に由来するものである。せっかくであるから、隣接する醤油蔵にも行ってみた。日本庭園が、非常に美しい場所である。

@鎌田醤油
駅に戻り、15時00分発の列車に乗車。そのまま帰ったのでは早すぎるため、15時08分に到着した丸亀で下車した。目的は、駅舎内にあるスーパーである。
まず目に入ったのは、30センチはありそうな大きさで500円程度という鯛である。1回で食べるには大き過ぎるが、今日明日と分ければよい。

@大きさ比較用にゴボウサラダも
それ以外には、「がしら」という見慣れない魚を見付けた。調べてみると、カサゴの仲間であるという。この手の魚は煮付けか唐揚げが良いが、今回は調理ができない。仕方ないので、レンジ調理器で塩焼きにでもしてみようかと思う。

@割引の唐揚げを添えて
15時38分発の列車に乗って観音寺まで行き、そこで乗り換えて川之江に戻って来た。17時08分着。
川之江は「紙の町」であり、近くには有名企業の製紙工場がたくさんある。しかし駅前のアーケードはシャッターばかりであり、「昔は流行っていたのだろうな」という感じはするが、今は寂しい限りである。

@シャッター商店街
■2026.5.2
今日は、小豆島への観光である。昨日と同じ6時38分発の列車に乗って、高松方面に向かった。
坂出で下車して、次に乗るのは快速マリンライナーである。昨日は強風によって午後は運休であったが、今日は快晴であるから問題ない。

@運行再開
多くの人にとってはゴールデンウィークの初日ということもあり、車内は超満員であった。久々の瀬戸大橋線ということもあり、最前部に立って橋からの景色を眺め続けた。
定刻より2分遅れた8時47分、岡山に到着した。ここからは、新岡山港行のバスに乗ることとなる。

@これもワイドパスで乗れる
9時13分発のバスは、定刻より15分も遅れてやって来た。新岡山港での接続は20分未満であるが、接続バスであるから待ってくれるはずである。
満員の乗客を乗せて、港へ向かって走り続けた。

@チャギントンを抜かしながら
10時07分、新岡山港に到着した。ワイドパスを窓口で見せて引換券をもらい、それを渡して乗船した。ちなみに、新岡山から土庄までの正規運賃は1,200円である。ワイドパスは1日当たり1,200円であるから、もう訳が分からない。
全乗客の手続きを待って、定刻より5分ほど遅れた10時15分くらいに出港した。

@船旅へ
小豆島(土庄)までは、1時間10分の船旅である。船内でのんびりしたり、デッキに出てみたり、テレビを見たり、PCを開いてみたり、という感じで船内を過ごした。

@デッキ上
土庄が近づいてくると、右手には有名な企業のごま油工場が見えてくる。「フェリーからでも香りがする」というネット記事を見たのでデッキに出てみると、本当にごま油の香りが漂って来た。

@おいしそう
11時20分過ぎに着岸して、しばし島内観光である。ターミナル付近に置いてある現代美術品を見たり、映画「からかい上手の高木さん」関係の展示を見たり、「迷路のまち」を歩いたり、「世界一狭い海峡」を見たりした。

@妖怪美術館
この後は池田港まで移動して、13時40分のフェリーで高松に戻ることにしている。港まで歩いてもいいのだが、今日はもう暑いくらいであるため、バスで移動することにした。
やって来たのは、妖怪柄のバスであった。

@妖怪
超満員のバスに乗りつつ、運転手の観光案内を聞きながら、池田港を過ぎた東洋オリーブショップ前バス停で下車した。船の時間まで小一時間あるため、ここから歩いて道の駅まで行くためである。
季節外れの暑さの中、田舎道を歩き続けた。

@池田の桟敷
25分ほど歩いて、道の駅に到着した。特にこれと言って見る物もないようだが、暑い中歩き続けたため、小豆島の「すもも」を使ったというソフトクリームを買ってみることにした。

@燃料補給
歩いて港に行き、高松までの引換券をもらった。本来であれば、700円必要な航路である。ちなみに、ワイドパスの範囲である観音寺を起点にして今日の旅費の正規運賃を計算してみると、なんと5,310円である。岡山・香川ワイドパス恐るべし、である。

@もう無料感覚
13時40分発のフェリーに乗り込み、高松に向かった。航行時間は、1時間である。
高松に着いて、駅近くにあるスーパーへ入ってみた。魚関係はこれと言ったものがなかったが、丸亀名物の「骨付き鳥」が賞味期限の関係で半額になっていたため、ストック用に買ってみることにした。

@香川名物
15時13分発の快速に乗り、観音寺へ。そこで乗り換えて、川之江には17時08分に戻って来た。今日はこれで終了である。



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