■はじめに
青森県弘前市でのプチ移住であるが、7日目と8日目は五能線沿線の観光、9日目は弘前市内観光と移動日である。
■2026.6.13
今日と明日は、五能線フリーパスを使っての旅である。2日間有効で4,040円(1日当たり2,020円)であり、青春18きっぷが使えない時期は重宝できる切符である(なお、快速の指定席を利用する際は、別途指定券が必要である)。

@今日の切符
無料朝食をスキップして(時間が早すぎるため)、歩いてJR弘前駅まで向かった。念のため早めに移動してきたが、座席争奪戦にはならずに、車内はガラガラであった。

@入線してきた
定刻の6時47分、弘前を出発した。川部でスイッチバックをして、一昨日も来た五所川原へ。ここで長時間停車して7時58分に出発したが、車内の乗客は5人くらいに減ってしまった。
深浦が近づくと海や岩も綺麗になってきたが、今日は雨模様である。この辺りの写真は、明日に期待したい。

@こんな感じなので
9時45分、十二湖に到着した。十二湖へ行くバスは10時30分発であるため(快速の到着に合わせている)、待つのも面倒なので往路は歩くことにした。
雨雲レーダーを確認してから歩き出したが、30分くらい歩いたところで豪雨になってしまった(雲の流れが速いため、レーダー予測と異なっている)。偶然東屋があったので、そこへ避難である。

@大雨
この手の雨の場合、20分くらいで流れていくことが多いが(駅で見たレーダー予測では10分くらいでピークは過ぎる予定であった)、今日はなぜか止まない。携帯も圏外で、雨雲レーダーも確認できない。結局、ここで1時間以上も避難することになってしまった。
これから十二湖へ行くのも大変なので(辿り着いた頃にバスで引き返さなければならない)、結局戻ることにした(東屋では、この旅行記を書いて暇を潰した)。

@道の途中にあったもの
11時30分過ぎ、先ほどまでの豪雨が嘘のように、ぴったりと雨が止んだので歩いて戻り始めた。十二湖へは行けなかったが、森林散策をしたと思えばよい。ただし、往路では清流であった道に沿う川が、復路では濁流に変わってしまっていたが。

@濁流
今回はスルーすることになってしまったが、十二湖(青池)自体は20年前に行ったことがある。逃げる物でもないから、そのうち再訪したいと思う。
このようなアクシデントがあった場合、通常であれば非常に残念になってしまうが、旅行記を公開している良い側面は、「マイナスな話題でもネタにできる」という点であろうか。マレーシアに行こうとして飛行機が飛ばす成田に泊まった時も、それをネタに旅行記にしたらすっきりした記憶がある。

@20年前の霧の青池
駅に戻ったが、心配なのは運休である(五能線は雨に弱い)。掲示板を見ると、昼の各駅停車が1往復運休になっていたが、手配済みの快速(リゾートしらかみ)は遅れているものの運行されているようであった。
しかし、その遅れは10分から20分、30分と増え、そのうち45分を超えていった。

@だんだん増える
待っているうちに、空は次第に明るくなって日差しも出てくるようになった。結局、快速列車は定刻から52分遅れた13時56分に出発することになった。

@無事にやって来た
十二湖を出発した後も、深浦までは高台を走るため、列車は徐行して遅れは増えて行き、深浦到着時点では遅れは1時間を超えてしまった。
深浦出発後は、通常の速度で走り始めた。「午前中の雨は何処へ」という感じで、辺りはもう快晴である。

@晴れ晴れ
列車は千畳敷に到着。本来ならここで散策タイムが設けられているのであるが、今日は列車が大幅に遅れているため、到着後すぐの出発になってしまった。初めてこの列車に乗った人にとっては残念であろうが、私は以前に千畳敷散策をしたことがあるため、窓から見るだけでも充分であった。

@今日は車内から
鯵ヶ沢を出発すると、1号車で津軽三味線の生演奏が始まったため、それを聞きに行った。最後まで聞きたかったが(演奏は五所川原まで行われる)、その1つ手前の木造で下車した。
観光目的で下車したのであるが、列車が遅れたため、資料館まで歩いて行く時間がない。結局、駅付近を散策しただけで終わってしまった。

@特徴的な木造駅舎
木造発16時35分の列車に乗り、弘前に戻って今日は終了である。
駅近くの虹のマートは、18時までの営業である。行ってみると、閉店直前で総菜が少しだけ安くなっていたので、それを買ってみた。青森とは全く関係ないが、こういう日があってもいいだろう。

@手作り総菜
■2026.6.14
今日もまた、五能線の旅である。できれば違う方面への旅と交互にしたいのであるが、津軽フリーパスも五能線フリーパスも2日間有効であるから、連続にせざるを得ない。
6時過ぎにホテルを出て、歩いて弘前駅に向かった。

@昨日と同じ写真では味気ないので
定刻の6時47分に弘前を出発。昨日と同様に、川部でスイッチバックをして進んで行くが、昨日との違いは天気である。弘前に滞在していて、今日が一番の良い天気であると思う。

@リンゴ畑と岩木山
昨日と同様に五所川原で長時間停車してから出発し、深浦が近づくと海が見えてきた。昨日との違いは、もちろん天気である(今日は雲一つない快晴)。うっかり「十二湖リベンジも?」と思いそうになるが、予定通りに今日は深浦観光である。

@海も綺麗
定刻の9時17分、深浦に到着した。深浦は太宰治の小説『津軽』にも出て来る場所であり、その舞台の一つでもある旧秋田屋旅館は、今は「ふかうら文学館」として一般公開されている。
「たまらない気持がして私は行きあたりばつたりの宿屋へ這入り、汚い部屋に案内され、ゲートルを解きながら、お酒を、と言つた。すぐにお膳とお酒が出た。意外なほど早かつた。私はその早さに、少し救はれた。部屋は汚いが、お膳の上には鯛と鮑の二種類の材料でいろいろに料理されたものが豊富に載せられてある。鯛と鮑がこの港の特産物のやうである。」(『津軽』より)

@太宰の気分になる
文学館からさらに歩いて行くと、円覚寺という寺院に辿り着くが、ここも『津軽』の舞台である。
「駅からまつすぐに一本路をとほつて、町のはづれに、円覚寺の仁王門がある。この寺の薬師堂は、国宝に指定せられてゐるといふ。」(『津軽』より)

@円覚寺
港沿いに駅方面に戻って行くと、「海の駅」という物産館があった。弘前というのは内陸部であるためか、スーパーでも鮮魚が充実していない。それに引き換え、今は目前に多種多様の鮮魚や刺身が並んでいる。惹かれるが、この時間(まだ11時前)に買って帰る訳にもいかない。深浦産のマグロやタコの味見(試食)があったので頂いてみると美味だったので、余計に後ろ髪が引かれる。
総菜コーナーを見ると、深浦産のサザエを使った小さい丼ものがあったので、それで気を紛らわせることにした。

@地元産
建屋の奥でイートインができるということなので、そこで海を見ながら美味しく頂いた。背後では地元の人が談笑しているが、津軽弁なので少しく難解である。よくよく注意して聞いてみたら、イーロンマスクの総資産(1兆ドル超え)の話であったのが面白かった。
駅に戻り、上下の「リゾートしらかみ」が行違う様子を見守った。これに乗ってもいいのだが、急いだところで仕方がないため、12時54分発の各駅停車で戻ることにしている。

@揃い踏み
駅舎で一休みしたが、列車が来るまでまだまだ時間があるため、今度は北側方面を散策することにした。
駅のすぐ近くに、大岩という場所がる。大きな岩(小さな島)であるが、そこまで歩いて渡れるようになっているため、そこを訪問したりした。

@大岩
駅に戻り、入線して来た各駅停車に乗り込んだが、車内に乗客はいなかった。
深浦で乗客が3人ほど増えて、定刻に出発した。海を見ながら走り続け、13時48分に到着した鯵ヶ沢で下車した。
歩いて「海の駅」まで行き、相撲館で舞の海に関する展示を見たりして過ごした。

@相撲館
さて、鯵ヶ沢で下車したのはここを見るためではなく、買い物をするためである。スーパーに行ってみると、さすがに港町、鯵ヶ沢産の鮮魚がたくさん売っていた。あれこれ品定めをして、北金ヶ沢(先ほど五能線で通過した場所)のクロダイと、昼前に買うことができなかった深浦のタコを買うことにした。今日は弘前滞在最後の夜であるが、やっと地魚料理ができる。

@地の魚
まだ時間があったので、スーパーの横にあった衣料品売り場へ。靴下が安かったので、大量買いをしてから駅に戻った。
16時14分発の列車に乗って弘前に戻り、歩いてホテルに戻った。レンジ調理器で魚を焼き上げて、一献してから就寝。
■2026.6.15
今日は最終日で、帰るだけである。昨日と一昨日は早朝に出たためスキップした朝食であるが、これも今日が最後である。

@安食材ですが
今回の滞在では金木や深浦で太宰治に関連する場所を見て来たので、弘前にもある関連の地に出発前に行ってみることにした。
ホテルから30分弱歩いて辿り着いたのが、「旧藤田家住宅 太宰治まなびの家」である。太宰が弘前高校に通っていた際、下宿していた建物である。

@藤田家住宅
復路についても、経費削減のためにJRで浪岡まで行って、そこから空港連絡バスに乗って移動することにしている。
次回のプチ移住は、7月21日から29日まで、北海道北見市の予定である。

@レンガ倉庫美術館
【以下もご覧ください】


コメント