プチ移住第19回・北海道函館市編(7日目~最終日)

プチ移住
四季島

■はじめに
 北海道函館市でのプチ移住であるが、7日目は松前や福島への観光、8日目は上ノ国への観光、そして最終日は函館市内の落穂拾い観光である。

■2026.9.15
 今日も50分ほど歩いて、函館駅に向かった。遠いことは遠いが、スマホで動画を観ながらであれば散策代わりである。
 一昨日まで使っていた「はこだて旅するパスポート」であればJRも利用できるが、昨日から使っている手形にはJRは含まれていないため、五稜郭までは切符が必要である。

@最低運賃

 改札を通って、さて乗り場へ…と思って歩いていると、一番奥のホームに見慣れない車両があるではないか。これは、「TRAIN SUITE四季島」であり、走行しているのは何度か見たことがあるが、ホームで停車しているのと遭遇するのは初めてである。

@四季島

 一度くらい乗ってみたいが、プランによっては100万円を超えるようなものもあるため、なかなか難しいところである。
 気を取り直して、道南いさりび鉄道の車両が入線しているホームに向かった。今日の車両は、国鉄時代の復刻版カラーであった。

@国鉄色

 定刻の6時50分に函館を出発し、五稜郭からは道南いさりび鉄道の路盤を入り、木古内には7時54分に到着した。
 松前方面のバスの出発時刻は9時00分であり、時間は余っている。特にすることも無いため(近くにある道の駅もまだ開いていない)、待合室でこの旅行記を書いたりして時間を潰した。

@駅内展示物

 旅行記の原案は毎朝宿で書いているが、今日は出発が早かったためそこまで手が回っていなかった。1時間弱あれば、旅行記作成と画像編集にちょうど良い塩梅である。
 9時前になったので、バス乗り場に向かった。これから乗るのは、知内(しりうち)や福島を経由して、松前まで行くバスである。

@これも手形で乗れる

 定刻になって木古内駅を出発したが、乗客は私以外に老夫婦と、外国人が1人いるだけである。途中での乗降も、2人くらいしかいなかった。
 海を見ながら走り続け、青函トンネル記念館前バス停で下車した。目的はもちろん、青函トンネル記念館である。

@記念館

 手形があれば割引になるということで、横綱千代の山・千代の富士記念館との共通券を200円割引の700円で購入して、館内に入った。
 青森側にある青函トンネル記念館も入ったことがあるし、あちらは立坑に入るプランもあったりして豪華であったが、こちらは展示物中心であった。

@懐かしい

 館内展示を見た後は屋外にある機器類を見て、その後は人工的に整備されたビーチなどを見て歩き、横綱千代の山・千代の富士記念館にやって来た。ここに入るのも、初めてである。

@横綱記念館

 それにしても、こんな小さな漁村から2人も横綱を輩出したのは驚きである。展示物を見終えた後は少し時間があったので、図書スペースにあった席でしばし休んでPC作業である。

@心技体

 バス停に移動して、12時04分発の松前出張所行のバスに乗り込んだ。
 今日は雲が少し多いが、海を見ながらのバス旅は素晴らしいものである。

@海を見ながら

 松前の集落に入り、松城バス停で下車した。目的地は、ここから15分くらい歩いた場所にある郷土資料館である。
 山に向かって歩き、学校を再利用した郷土資料館に到着した(図書館も兼ねている)。無料で入れたのは嬉しいが、残念ながら鉄道ネタは皆無であった。

@空振り

 資料館を後にして、松前城(福山城)をぶらぶら歩いて、辿り着いたのが松前駅跡である。石碑が残っているが、それ以外の遺構は皆無である。

@駅跡

 その後は道の駅に行って、しばし時間調整である。海苔が売っているが、いつも買っている海苔の10倍くらいの値段であり、尻込みして買うことが出来なかった。
 道の駅のすぐ近くにある唐津バス停に行き、やって来た木古内行のバスに乗り込んだ。

@木古内行

 後はひたすら、戻るだけである。木古内駅に到着後は16時32分発の道南いさりび鉄道に乗り、五稜郭には17時28分に到着した。今日も交通費節約のため、手形が使えるバスを使って市内中心部に戻ることにしている。

@バスを最大限活用

■2026.9.16
 今日については当初は江差観光をする予定であったが、一昨日に現地での予定変更で江差を観光し終えているため、上ノ国観光をすることにした。
 上ノ国へ行くのであれば6時57分発のバスに乗って江差で乗り継ぐのがベストであるが、敢えて五稜郭までのJR料金を払って鉄道で行くことにした。その理由は、先日休館日であった木古内の郷土資料館への再チャレンジである。

@鉄道で移動

 6時50分発の列車に乗り、木古内に向かった。毎日にように道南いさりび鉄道に乗っているため(これで4日連続)、なんだかこの鉄道で通勤しているような気分である。
 7時54分、木古内に到着した。資料館はまだ開いていないため、今日も駅待合室でこの旅行記の作成である。

@新幹線側出口

 8時45分頃に駅を出発して、35分ほど歩いて資料館に向かった。
 資料館に入る前に、裏手にある渡島鶴岡駅跡に向かった。現在は、トロッコの発着駅として使用されている。先日は営業中であったため見に行くのは遠慮したが、今日は休業日であるため、観察に来た次第である。

@駅跡(ホームが残る)

 駅跡から北側はトロッコとして再利用されているが、南側方面もまだレールが残っている。廃止になったのは2014年であるが、つい先日のような記憶がある。

@廃線跡

 駅跡などを確認してから、郷土資料館に入った。学校を再利用した施設であり、ここには充実した鉄道関係展示物がある(しかも入館無料)。数年前に来たことがあるが、再訪しても見応えがあるくらいであった(1回見たくらいでは、すべては覚え切れない)。

@鉄道関係(これ以外にもある)

 その多くは江差線関連の展示であったが、数は少ないものの松前線に関する展示もあった。松前町の郷土資料館では空振りであったため、ここで挽回した感じである。

@松前線も

 これから上ノ国方面に向かうが、目の前にバス停があるため、駅まで戻らなくていいのが楽なところである。
 資料館を出てから、禅燈寺へ行ってみた。というのも、資料館の中に禅燈寺の写真があったからである。この寺院は山門と本堂の間に鉄路と踏切があり、そこを列車が走っていたので有名な撮影スポットだったのである。今はもう列車は来ないが、トロッコ用の踏切は残っている。

@山門

 すぐ近くにある鶴岡禅燈寺前バス停に行き、9時47分発のバスを待った。やって来たのは、先日も乗車した小さな新車である。それに乗り込んだが、なんと乗客は私だけであった(つまり木古内駅前を空で出発して来ていた)。

@江差方面行

 1日に3往復しかないのに、この有り様である。結局、「人の流れ」が皆無なのであろう。木古内の人が江差に行く用事はあまりないであろうし、江差の人が函館に行く場合は国道227号線経由が中心なのである(江差から函館への直行バスもそちらを経由する)。江差線跡で需要が多少あるのは、上ノ国と江差の間だけなのであろう。
 左手に廃線跡を見ながら、北上して行った。

@江差線跡

 峠区間を過ぎて、湯ノ岱で1人、上ノ国町内で1人乗客が増えたが、結局それだけであった。
 10時53分、上ノ国の中心部である大留バス停で下車した。ここから道の駅までは歩いて45分程度であるが、鰊漁で栄えた時代の古い家や海を見ながら歩けば、苦ではない。

@旧家

 ひたすら歩いて、道の駅に到着した。アスパラなどの地元野菜がかなり安く売っているが、明日には帰らないといけないため、今日はその手の買い物ができない。
 あれこれ見てみると、上ノ国のアワビや、それ以外にもウニやホタテを使ったイカめしが1,080円で売っていたので、土産にすることにした。最近は函館のイカめしもだいぶ値上がりしているので、この内容ならば安いであろう。

@自宅に持ち帰り

 道の駅の裏手には、断崖絶壁に「神の道」と名付けられた遊歩道が整備されていた。せっかくの晴天であるため、そこを少し歩いてみた。

@神の道

 道の駅から歩いて、大留のバス停に戻った。地域センターのような建物が新設されており、待合室も綺麗である。
 13時12分のバスがやって来たが、これが木古内方面行の最終バスである。やって来たのは大型のバスであったが、車内は往路と同じ3人であった。

@3人には大き過ぎる

 上ノ国町内で1人降りて、湯ノ岱であと1人が降りて、その後は当然の如く私だけである。「そりゃ鉄道も廃線になるな」という状況であり、この状況が続けばバスも存続が危ないかもしれない。

@復路も廃線跡を見付けては撮影

 木古内駅の少し手前で降りて、先日とは違うスーパーへ行ってみた。ここでも、ベル食品やソラチの変わり種が割引になっていたので、土産用に買ってみた。

@味は使ってみてのお楽しみ

 買い物を終えて駅に向かって歩いていると、昨日函館駅で見た四季島が走ってくるのが見えるではないか。ネットで調べてみると、14時48分着の51分発。ということで、その出発を見送ったのであった。

@乗ってみたい

 さて、後はもう函館に戻るだけである。道南いさりび鉄道の乗り場に向かったが、今日のカラーリングは白地中心のものであった。この4日間で様々な塗装の車両に乗ってきたが、このパターンは初めてである。

@初カラー

 木古内を15時19分に出発し、16時16分に五稜郭に到着して、手形を使ってバスに乗って中心部に移動して、今日は元町バス停で下車した。目的は、ハセガワストアである。函館らしいものはラッキーピエロしか食べていないため、今日は最後の宿泊日であるから、有名なやきとり弁当(肉は豚肉)を買うためである。

@ハセガワストア

 一番人気のタレ味は以前に買ったことがあるため、今日は「うま辛」にしてみた。大サイズで920円也。
 歩いて宿に戻り、昨日までの余りもので一献してから、締めはやきとり弁当である。

@函館の味(蓋を開けたらタレ味だった…)

■2026.9.17
 今日は、空港に向けて出発する前に、函館山の麓付近を落穂拾い的に観光することにしている。
 まずは宿の近くにある住三吉神社を参拝し、そこから函館八幡宮へ行こうとしたところ、とあるゲストハウスの窓に鉄道ネタがあるのを発見した。意外な遭遇である。

@鉄ネタ

 坂の多い街を歩いて、箱館八幡宮に辿り着いた。意外に立派な建物である。函館には何回も来ているが、このような場所にまで来たことはないため、新鮮な感じがする。

@八幡宮

 その後は、青函連絡船殉難者慰霊碑を見てから函館護国神社を参拝し、その流れで石川啄木歌碑や亀井勝一郎文学碑、石川啄木居住地跡を見て、落穂拾いは終了である。
 復路は、11時55分のフライトである。往路はケチって新幹線+フェリーにしたが、やはり飛行機は楽である。

 次回のプチ移住は、10月8日から16日まで、新潟県新潟市の予定である。

@護国神社

【以下もご覧ください】

プチ移住第19回・北海道函館市編(1日目~3日目)

プチ移住第19回・北海道函館市編(4日目~6日目)

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