プチ移住第19回・北海道函館市編(4日目~6日目)

プチ移住
ながまれ海峡号

■2026.9.12
 今日から2日間は、「はこだて旅するパスポート」の2日間用(4,500円)を使った旅である。安宿から駅までは歩いて50分くらい掛かるが、パスポートがあれば市電が使える。
 最寄りの谷地頭電停は始発列車が遅いため、十字街電停まで歩いてそこから乗車した。

@市電も乗れる

 駅前電停で降りて、函館駅に向かった。今日は7時23分発の大沼公園行に乗ることにしている。当初は砂原経由で森に行こうと思っていたのだが、それだと函館発が5時49分。駅まで歩くとなると宿を4時台に出る必要があり、諦めてしまった。
 ホームに行くと、2両編成が待っていた。しかしこれは通勤通学対応であり、これから折り返しで出発する列車は1両編成であった。

@切り離し中

 定刻になり、函館を出発した。今日は土曜日であるが、まだ朝が早いため観光客らしい乗客も少ない。
 大沼駅が近づくと、小沼が左手に見えて来る。ここから駒ヶ岳の姿を撮影するのがいつものパターンであるが、今日は良い写真が撮れたと思う。

@上出来

 8時10分、大沼公園に到着した。取り急ぎ、散策である。観光地として有名な場所であるが、朝であるため歩く人も少ない。店舗もまだ開いていないし、閑散としている。
 1時間弱のコースを選んで、歩き始めた。散策路から見る駒ヶ岳も素晴らしい。

@逆さ駒ヶ岳

 駅に戻り、隣にあった観光案内所でスタンプを押したりしたが、この時点でまだ9時過ぎである。当初は10時48分発の列車で函館方面に戻ろうと思っていたが、9時11分発の森方面行に間に合うため、それに乗ることにした。乗り放題切符ならではの対応である。
 それに乗り込み、森へ移動した。ここは「いかめし」で有名な駅である。

@販売店

 いかめしを買ってもいいのだが、昼は食べなくても大丈夫な性質であるため(先日のラッキーピエロは例外的対応)、今日は見るだけである。
 適当に駅周辺を散策してから、10時14分発の列車に乗って函館方面に戻り、五稜郭で下車した。ここからは、道南いさりび鉄道での旅である。
 待合室で時間調整をしてから、12時03分発の列車に乗り込んだ。

@第三セクター鉄道

 12時08分、隣駅である七重浜で下車した。目的は、この駅から15分くらい歩いた場所にある鉄道車両(幼稚園にある)である。しかし行ってみると、もう移転済みであった。千葉県に移転されるという話を耳にしていたが、もう実施済みであったのである。
 見る物もなく、退散である。

@駅にあったミニ水族館で代替

 これから木古内方面に移動するが、13時46分まで待つのは面倒であるため、12時51分発の函館行に乗ることにした。こうすれば、函館で座席も確保できる。
 函館までいったん戻り、ひとまず下車して、並んでいた数人が乗車してから再度乗り込んだ。無事に、海側窓側席を確保である。
 13時38分に函館を出発し、上磯を過ぎると左手に海が広がり始め、函館山も見ることができた。

@晴天(木古内方面)

 14時39分、木古内に到着した。35分くらい歩いて辿り着いたのが、郷土資料館(いかりん館)である。すぐ裏手には廃線跡を活用したトロッコの乗り場があり、15時35分発に乗れなくもないが、それに乗ってから歩いて駅に戻ると列車に間に合うかどうか微妙である。そこで今日の目的は、郷土資料館の再訪である。
 しかし、なんと臨時休館日であった。

@無念

 開館日等についてはネットで調べるようにしているが、イレギュラーなものは取りこぼしがあるため難しいところである。
 空振りが続いて、もう戻るだけである。途中にスーパーがあったので、はこだて大沼牛と北海道のメーカーが作っているタレ、割引になっていた平飼い卵、そして半額になっていたミニサイズの宗八ガレイ(またしても登場)を買い揃えた。

@今晩用

 駅に戻り、16時32分発の列車がやってくるのを待った。しばらくして入線してきたのは、食事付き観光列車にも使用されることがある「ながまれ海峡」号であった。

@ながまれ海峡号

 窓側席を確保して、定刻に木古内を出発した。出発時点からそれなりに混んでいたが、上磯以降はだんだん乗客が増えて、五稜郭手前では通路までいっぱいになってしまった。列車は混んでいない方がいいが、この手の鉄道会社は収支が気になるところであるため、混雑は大歓迎である。

@復路の方が、函館山が綺麗に撮れた

 函館に到着して、市電を使って谷地頭まで移動して、今日は終了である。
 木古内で買った魚や卵を調理して、昨日までの余った食材も合わせての一献である。酒は基本的に安酒であるが、先日行ったスーパーで北海道限定の品を見付けたので、それも買ってみた。

@シソ味

■2026.9.13
 今日も、パスポートを使った旅である。鹿部方面に行くバスは始発が10時台と遅いため、それまでの時間を使って渡島当別にあるトラピスト修道院を再訪することにしている。
 50分掛けて函館駅まで歩いて、6時50分発の道南いさりび鉄道に乗り込んだ。今日も、「ながまれ海峡」号である。

@10周年

 出発までまだ20分弱あるため窓側を確保できたが、次第に混んできた。今日は上磯でトライアスロン競技があるということで、その影響のようである。
 定刻に出発し、その上磯で大部分の乗客が下車した。同駅を出発し、渡島当別には7時33分に到着した。

@修道院風の駅舎

 修道院までは、歩いて25分程度である。今から行っても持て余してしまうため、駅舎内でこの旅行記を書いたりしてから8時20分過ぎに歩き始めた。
 国道から側道に入って行くと、修道院まではまっすぐの道であり、左右には大きな木々が生えている。そこを歩き終えて坂道を上がると、トラピスト修道院である。

@トラピスト修道院

 この修道院は、往復はがきで事前に申し込むと内部の見学が可能である(ただし、男性のみ)。私は30年くらい前に見学させてもらったことがあり、今回も申し込むことを考えたが、結局外観を見るだけにしてしまった。
 しばし周囲の観光をして、時間調整である。というのも、売店が9時に開くためである。開店後に即購入したのは、ここに来るとなぜか毎回買ってしまうソフトクリームである。

@定番の味

 よそとは違ってまったりとしたクリームを舐めながら、歩いて駅に戻った。
 9時33分発の列車に乗り、函館へ戻った。到着すると、ホーム上がなんだか人が多くて騒がしい。どうやらイベント列車が運行されていてそれがこの「ながまれ海峡」号と並んだため、撮影部隊とツアー参加者で混雑していたようである。

@臨時列車

 さてこれからは、鹿部方面へのバス旅である。乗り場に向かったが並んでいた人は数人であり、これなら座席確保は余裕である。
 10時20分、バスセンターから鹿部行のバスがやって来た。

@バス旅へ

 定刻に出発し、市街地を走り抜け、空港の手前で半島を横切る道路に入って行った。南茅部で海に出て、そこからは海沿いに北上して、12時20分に到着した「道の駅しかべ間歇泉公園」バス停で下車した。函館から2時間、正規料金は片道1,900円もするが、バスポートならば乗り放題で1日当たり2,250円だけである。なお、南茅部支所以降は乗客は3人だけで、私以外の2人は垣ノ島遺跡下で降りてしまったため、それ以降は私だけであった。

@鳥羽一郎の歌碑

 道の駅では温泉の蒸気で食材を蒸すことができるコーナーもあり、家族連れに人気のようであった。
 せっかくここまで来たため、間欠泉を見ておきたい。間欠泉は有料ゾーンにあるが、吹くのは10~15分に1回で、勢いが弱い日もあるという。今回の滞在では「空振り」が多いため、吹かなかったらどうしようと思って入ってみたが、すぐに吹き始めた。

@間欠泉

 間欠泉が吹き上がるのを2回ほど見てからバス停に戻り、13時13分発の古部行に乗り込んだ(乗客は私だけ)。左手に海を見ながら走り、垣ノ島遺跡下バス停で下車。ここから坂道を5分くらい上った場所にあるのが、世界遺産でもある垣ノ島遺跡である。
 道の駅でスタンプを押して、せっかくだから国宝の土偶でも見ようと思ってセンターに入ろうとしたら、なんと国宝はレンタル中で今はレプリカしか展示していないという。お金を払ってレプリカを見ても仕様が無いため入館することはやめて、遺跡だけを歩くことにした。

@またしても空振り

 遺跡を散策してからバス停に戻った時点で、まだ14時くらいである。15時56分発のバスに乗れば南茅部支所で函館行に乗り継げるが、待ち時間が長すぎるため、南茅部支所に向けて歩くことにした。1時間程度であるし、長閑な漁村を歩けば観光気分である。
 スーパーでもあれば買い物をしたいが、1件あったそれらしき建物は閉鎖されて久しい感じであったし、個人商店もほとんど閉まっている。

@昔はもう少し栄えていた模様

 南茅部支所バス停に到着したが、待合室も何もない。バスが来るまで1時間弱あるため、PCを突いたりして時間を潰した。
 しばらくして、函館行のバスがやって来た。今日は3回バスに乗ったが、すべて同じ車両(運転手)である。

@これで戻る

 16時07分に同バス停を出発し、半島を横断して、17時25分に函館駅前に戻って来た。市電に乗り換えて、宝来町で下車。行きつけとなって来たスーパーへ向かった。
 北海道らしいものを買おうと思っていたが、総菜が半額タイムになっていたため、ついそれを買ってしまった。地の物も買ったが、函館産のブリも道産ニシンも、既出である。

@つい

■2026.9.14
 今日からは、「函館・江差・松前フリーパス~千年北海道手形~」の3日間用(8,500円)を使った旅である。バスが中心になるが、道南いさりび鉄道も利用可能である(JRは利用できない)。
 歩いて駅まで向かい、6時56分発の江差ターミナル行に乗り込んだ。

@江差行

 定刻に、函館駅前を出発した。市内では数人の乗降があったが、北斗市内に入ったら乗客は私だけになってしまった。
 新函館北斗駅バス停で2名増えて、乗客は3名となった。新函館北斗駅の次のバス停まではかなり遠く、前面にある料金表も、一番安くて1,150円である。

@峠区間なのでバス停が無い

 峠を越えて、厚沢部(あっさぶ)を過ぎて、江差病院前バス停には定刻から4分遅れた9時05分に到着した。ここで、乙部方面へ行くバスへ乗り換えとなる。ここまでの正規料金は2,300円であり、往復するだけで1日分は元が取れてしまう。
 待つことしばし、9時13分発のバスが来たのでそれに乗り込んだ。同じ函館バスであっても、函館市内を走る車両と比較して一昔前の古さである。

@これで北上する

 今日はこれに乗って、手形で乗れる範囲のギリギリである「おとべ荘前」まで行こうと思っていたが、その場所には道の駅と展望台があるくらいである。そこで急に思い直して、乙部の集落内で降りてしまうことにした。今日は曇り空であり、実はレンタカー旅をしていた際にその道の駅も少し寄っているのである。その際は晴天で良い写真が撮れたので、今日は行かなくてもいいであろう。

@レンタカー旅で撮影

 急な予定変更ができるのも、乗り放題切符(手形)の優位なところである。それに、昔と違って今はスマホですぐに時刻検索ができるというのも、便利になった点である。
 乙部集落観光に目的を変えて、箱館戦争に関連する地などを訪問した。

@予定変更

 この時点で10時過ぎであり、「次のバスは11時台だしなぁ」と思ってスマホでバス停を検索すると、なんと次の出発が10時15分となっているではないか。手形のパンフレットにある時刻表では9時55分となっているが、それが変更されたようである(自分が乗るバスはネットで時刻を調べてあるが、さすがにそれ以外までは調べていない)。
 有難く、そのバスに乗ることにした。

@予定を前倒しできる

 定刻に出発し、バスは南下した。10人くらいの乗客がいたが、先ほど乗り換えた江差病院前までにすべて下車してしまい、それ以降は私1人だけになってしまった。
 尾山バス停で下車して、道の駅に向かった。

@道の駅にあった繁次郎像(少し晴れて来た)

 道の駅のスタンプを押したが、それにしても小さい道の駅である。暖簾にも「日本で一番ちいさな道の駅だべさ」と書いているが、隣接するトイレの数分の一の大きさであり、客が4~5人入ればもう満杯になってしまうくらいである。

@小さい

 次のバスまで1時間くらいあるが、とても時間つぶしができる規模の道の駅ではない。スマホで調べたら次の目的地である郷土資料館まで45分くらいで歩けるため、そうすることにした。
 海沿いを歩き続け、完全に晴れた中、郷土資料館に到着した。300円を支払い、館内へ。最後まで見たが、鉄道ネタが見当たらない。ここには確実に鉄道ネタがあるはずなので(事前調査済み)、「また空振りか」と思ったが、そうではなくて、隣接する留置場へ至るところへ展示されていた。

@江差線関連

 続いての目的地は、江差駅跡である。上記の郷土資料館や駅跡は、実は明後日に行く予定であったが、乙部で1本前のバスに乗ることができたため、今日中に訪問することができるようになったものである。
 江差駅跡は市街地から離れているため、20分弱歩いて、やっと辿り着いた。

@駅跡

 駅前のロータリーは残っているが、駅舎などは残っていない。バス停も「陣屋団地」になっている。
 これから木古内方面に移動するが、このバス停には経由しない。仕方なく中心部に歩いて戻ろうとしたが、ちょうど12時05分発のバスがあったので、それに乗ってフェリー乗り場まで移動した。

@久々に奥尻島に行きたくなってきた

 復刻された町並みを歩いて、観光案内所でしばし休憩してから、バス停に移動して木古内行を待った。やって来たのは、マイクロバスのような小さいバスであった(途中の湯ノ岱でトイレ停車があった際に、消防の人が運転手に「新車?」と聞いていたので、導入直後のようであった)。

@新車とのこと

 数人の乗客がいたが、上ノ国町でほとんど降りてしまい、湯ノ岱を過ぎたところで私以外の1人も降りてしまい、結局峠区間は私1人だけであった(もうこの数字に慣れてきているが)。
 終点までは行かず、少し手前の鶴岡大谷地バス停で下車した。目的はスーパーであるが、先日買い物をした際に、清算した後に安売りコーナーで地元メーカーの変わり種タレが安くなっていたのに気づいていたので、それを買うためである。スーパーへ行き、その変わり種と、つまみ用としてホッケや道産の鶏肉を購入した。

@購入品

 駅まで歩いて向かい、後は道南いさりび鉄道に乗って帰るだけである。今日待ち構えていたのは、真っ黄色の車両であった。

@これで帰る

 15時19分に木古内を出発して、五稜郭には16時16分に到着した。この列車はJRに乗り入れて函館まで行くものであり、昨日まで使っていたパスポートであればそのまま乗り通せるが、今日から使っている手形はJRが利用できない。時間が無ければJR代を支払うが、今日は余裕があるため、バスに乗り換えて中心部に向かうことにした。

@手形を最大限利用する

 バスに乗って函館駅前も通り過ぎ、銀座通というバス停で下車した。
 つまみ類はもう買っているが、締めの品がないため、通い慣れたスーパーへ向かった。道産の牛肉があったので、先日買った卵と合わせてすき焼きにしようと思う。その他のつまみ類は、明日以降のストック用である。

@一式

【以下もご覧ください】

プチ移住第19回・北海道函館市編(1日目~3日目)

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