■はじめに
北海道北見市でのプチ移住であるが、4日目は湧別や紋別方面への観光、5日目は斜里への観光、6日目は白滝などへの観光である。
■2026.7.24
今日は、JRで遠軽まで行ってそこから先はバス旅となる。今朝の気温は14度であり、もう「寒い」というくらいである(避暑に来ていて寒いと言うのは本末転倒であるが)。長ズボンは持ってきたが、長袖を忘れてしまったため、半袖を2枚重ねて着てホテルを出た。

@カーリングの街
今日からは、北海道・東日本パス(7日間有効で11,780円)を使っての移動となる。格安であるため、遠軽や網走に往復しただけでも元が取れてしまう。
まずは、6時48分発の遠軽行からである。

@遠軽行
定刻に北見を出発。通勤通学とは逆方向であるため、車内は閑散としていた。
常紋トンネルを抜けて、遠軽には7時54分に到着した。湧別へ行くバスは8時00分発であるから丁度良い接続…と言いそうになるが、実はバスターミナルは駅から数百メートル離れている。よって、小走りでそこに向かった。

@間に合った
バスに乗り込むと同時に、出発した。車内では暖房がついていて、足元から暖かい熱気が上がってきている。
国道を走り抜け、中湧別文化センターTOMバス停で下車した。ここは名寄本線(1989年廃止)と湧網線(1987年廃止)が接続する交通の要所であった場所であり、駅跡が残っていてそこに除雪車や車掌車が展示されている。

@中湧別駅跡
湧網線と名寄本線(中湧別から名寄までのみ)については、高校時分に初めて北海道旅行をした際に滑り込みで乗車したことがある。以前に別の旅行記で紹介したことがあるが、その際の中湧別駅の様子が一葉の写真に収められている。

@1986年当時
見るべきものは見終えたが、AIが「文化センターTOMにも鉄道関係資料がある」と言って来るではないか。ということで、文化センター内を探してみると、町民ギャラリーのような場所に中湧別駅関係の資料が展示されていた。

@ありがとうAI
乗り継ぎのバスまでまだ時間があるため、ギャラリーにあった漫画関係資料(モンキー・パンチ氏など)を見て時間を潰した。
近くに道の駅もあるので散策をしていると、朝散歩中の地元のおじいさんに「そんな薄着じゃ風邪ひくよ」と言われてしまった。それくらい、寒いのである。
続いて乗るのは、9時15分発の紋別行バスである。

@紋別行
定刻に中湧別を出発したが、車内の乗客は私を含めても2人だけである(だんだんこの手の数字にも慣れてきた)。車内ではもちろん、暖房が利いていた。
名寄本線の代替バスを兼ねる路線バスであるが、名寄本線の廃線跡は見付けることができなかった。無理もない、35年以上も昔のことである。
9時53分に到着した「オホーツクタワー入口」バス停で下車したが、その際に「乗り継ぎ券」を使うと、150円割引となる。

@遠軽からのバス下車時にもらっていた
歩いて道の駅に向かいスタンプを押し、外にある巨大な「蟹の爪」オブジェを見て、続いて向かったのが「とっかりセンター(アザラシランド)」である。この辺りにはアザラシ関係の2つの施設があり、ふれあい中心の「シーパラダイス」は訪問済みであるため、今日は観察中心のこちらに来た次第である。ちょうど10時30分からエサやりタイムであったので、それを見学した。

@かわいい
見学後は歩いて中心部に向かい、まずはイオンに向かった。今は若干気温も上がってきているが、明日以降の朝晩は半袖ではもう無理なので、長袖の衣類を買うためである。
薄手の長袖スポーツウェアを買い、続いて向かったのは紋別市立博物館である。目的はもちろん、名寄本線関係の資料である。

@見付けた
無料の施設であるのに、多種多様な展示物がある大きな博物館であった。なお、上記の展示以外にも、民俗資料などが展示されているスペースにも鉄道関係の資料や模型などがあったので、鉄目的で訪問される方も取り急ぎすべての展示区画を待ってみるのが良いかと思われる。

@こちらにも
戻りのバスまで時間があるため、50分以上掛けて歩いて渚滑駅跡に向かった。ここは渚滑線(1985年廃止)が名寄本線から分岐していた駅であり、現在は駅舎やレールなどは残っていないが(車庫は残っている)、SL(9600型)が展示されており、「ここが駅であった」ことが示されている。

@9600型
もう歩き疲れたので戻りはバスで、と言いたいところであるが、バスの本数が少なすぎるため、再度50分以上歩いて紋別の市街地に戻った。
中心部にバスターミナルがあり、その前にはオホーツク氷紋の駅という商業施設があるが、この辺りが紋別駅があった場所である。

@紋別駅跡
バスターミナルへ行き、14時28分発の中湧別行に乗り込んだ。
終着までは乗らずに、湧別4号線バス停で下車した。名寄本線は中湧別から短い支線が湧別まで伸びており、その湧別駅跡に行くためである。
30分ほど歩いて、そこに辿り着いた。残っているものは何もなく、碑があるだけである。

@湧別駅跡
さて、今日の予定はこれで終了であるため、後は戻るだけである。
湧別のバス乗り場に向かい、16時08分発の遠軽行に乗車した。定刻に出発し、遠軽の1つ手前の遠軽郵便局バス停で下車して目の前にあったスーパーで食材を買い、歩いて遠軽駅に向かった。
最後は、17時25分発の網走行の快速列車である。

@網走行と瞰望岩
18時30分、北見に戻って来た。今日の夕食材は、昨日まで買っていたものの残りが中心である。
■2026.7.25
今朝も14度である。半袖2枚に昨日買った薄手の長袖を着てホテルを出たが、やはり少し寒い。もう少し厚手のものを買っても良かったかもしれない。
今日は、7時57分発の網走行から始まる。通勤通学対応のため3両も連なっているが、今日は土曜日であるからガラガラである。

@3両編成
定刻に出発。女満別を過ぎてしばらくすると、左手には網走湖が見えてきた。定刻の9時01分、網走に到着した。
乗り継ぎまでかなり時間があるが、駅近くにある駅弁屋がすでに営業開始をしていたので、せっかく北海道に来ているのであるから朝から豪華に「かにめし」を頂くことにした。

@かにめし
食後の運動を兼ねて道の駅まで片道25分くらい散策して戻り、10時24分発の釧路行に乗り込んだ。
定刻に網走を出発。北浜近辺では綺麗な海を見ることができるが、北浜から大量の団体客が乗ってきたため(よくあるパターン)、車内は超満員になってしまった。

@オホーツク海
11時08分、知床斜里で下車した。ウトロ方面観光の玄関口であるが、今日はそちらには行かず、斜里町内の観光である。
駅から15分くらい歩いて辿り着いたのが、町民公園である。その片隅に、SL(9600型)が展示されている。

@また9600型
そして公園内にあるのが、知床博物館である。料金(300円)を支払って、建物に入った。
歴史的な展示物はさらさらと斜めに見て、お目当ては根北線(1970年廃止)関連の展示物である。根北線に関するビデオ(NHKの特集)もあったので、それも閲覧した。

@関連資料
その後は2階にある動物関連資料を見て、隣接する友好都市交流記念館を見て、この時点で12時過ぎである。「では次の場所へ移動」と言いたいところであるが、次の列車は16時台まで無い。「ではバスで」と言っても、そちらも16時台まで無い。よって、斜里の街中にいるしかない。
何かないかと探して、辿り着いたのが「北のアルプ美術館」である。

@美術館
雑誌「アルプ」関連や哲学者関連の資料を、ゆっくりと見させていただいた(しかも無料)。
しかし、まだ12時半過ぎである。スーパーに行ってあれこれ見たり、道の駅の開放スペースでスマホをいじったり、駅に行ってみたり…。なかなか時間が潰せない。

@ここは知床
手持ち無沙汰であるが、JR駅に掲示されていた地図を見ると、前浜町というところまで行けば知床連山などを見ることができるとある。朝方は雲が多かったが青空も増えてきているので、そちらに行ってみることにした。
駅から30分くらい歩き、途中からは砂の上を歩いて、海岸に辿り着いた。

@知床連山
街中に戻って再度道の駅などで時間を潰して、やっと15時半くらいになった。
移動する前に、買い物である(今日は北見に戻るのが遅めであるため)。道の駅の隣にある物産館に行ってみると、知床の「桜ます」の干物が割引になっていたので、それをつまみ用として買って帰ることにした。

@桜ます
これからは網走方面に戻るが、そのまま知床斜里から乗ったのでは席に座れない可能性がある。そこで、16時06分発の釧路行に乗って隣駅である中斜里まで行き、そこから網走行に乗ることにした。私は乗り放題の切符を持っているため、不正乗車にはならない。
ということで、やってきたのが中斜里である。釧網本線には何度乗ったか分からないが、この駅では初めての下車である。

@中斜里
釧路方面からやって来た列車に乗り込み、16時31分に中斜里を出発した。適当な席を確保して、知床斜里で数人の乗客が降りたので、海側の窓側を確保することができた。作戦成功である。
綺麗なオホーツク海を見ながら走り、網走には17時36分に到着して、旭川行の快速に乗り換えて、北見には18時39分に到着した。

@レンジ調理器で焼いた
■2026.7.26
今日は石北本線沿線の観光である。一番有名な鉄道要素は丸瀬布であろうが(SLに乗車できる)、そこは以前に訪問済みであるため、今日は白滝での初途中下車などをすることにしている。
6時48分発の遠軽行に乗り、「人柱」があったとの伝説もある常紋トンネルを抜けて、生田原で下車した。

@生田原駅
とりあえず下車したが、特に見る物もない。おもちゃ関係の資料館があるが興味はないし(そもそもまだ時間的に開館していない)、駅舎には文学館が併設されておりこちらには興味があるが、ここも開館時間前である。よって、歩いて「オホーツク文学碑公園」や「歌句碑ロード」を見て回った。それ以降は、異様に立派な駅舎で過ごすこととなった。

@超田舎なのに超立派な駅
旭川方面に行く特急を見送ったりしながら駅で過ごして、9時35分発の旭川行快速列車に乗り込んだ。
遠軽でスイッチバックをして、白滝には10時31分に到着した。とんがり屋根の、かわいらしい駅舎である。

@白滝駅
ここで見るべき場所は、「日本最古の国宝」がある遠軽町埋蔵文化財センターである。晴れてきた中、そこに向かって歩き始めた。
夏のこの時期に晴天になると「出かけるのをやめようか」と思うが、今日は20度を下回っており、清々しいくらいである。

@到着した
建屋の2階に上がって入館料(320円がクーポン適用で260円)を支払い、展示室に入った。メインの展示は、国宝に指定されている「古代人が黒曜石を割って作った石器」である。多種多様のものが展示されており、それらを見て回った。

@黒曜石
1階にあった無料の展示を見てから、歩いて駅に戻った。
12時02分発の遠軽行に乗車。乗り込んだのは私1人だけであるが、元から3人しか乗っていなかった。快速列車などはそこそこの乗車率であるが、各駅停車は悲惨な状況である。
遠軽に到着して、向かったのは遠軽町郷土館(料金はたったの160円)である。目的は、名寄本線関係の資料である。

@鉄道関係
名寄本線だけでなく湧網線関係の資料もあり、かなりの多数の展示品があった。その他の展示についても、「ガラスケース外のものは触ってもいいです」ということであったので、動物の毛皮を触ったり、黒曜石を持ち上げたりしてみた。
郷土館の裏手には、SLと除雪車(雪かき車)が展示されている。

@雪かき車
その後は街中をプラプラしてから駅に戻り、14時41分発の網走行に乗り込んだ。これは快速であるため、まぁまぁの乗車率であった。
15時17分、留辺蘂で下車した。駅から15分くらい歩いた場所にあるのが、SL(D51)である。

@SL
このSLは遠軽機関区に所属していたもので、石北本線で活躍していたという。
留辺蘂の他の鉄道ネタということで、駅北側の寺院の墓地に向かった。そこにあるのが、常紋トンネル殉難者の墓である。常紋トンネルの建設にはタコ部屋の労働者が宛がわれており、その労働環境は劣悪であったという。

@殉難者の墓
駅に戻る途中にスーパーがあったので、夜食材を探し求めて入ってみた。北海道らしいものを買おうと思っていたが、ちょうど値引きタイムで割引シールが貼られ始めた時であり、結局安ものばっかり買ってしまった(これぞ北海道というのは、糠ニシンくらいであろうか)。

@安物
17時04分発の列車に乗り込んで北見に戻り、今日は終了である。
【以下もご覧ください】


コメント