■はじめに
今回のプチ移住(10日間程度の短期滞在型旅行)は、宮城県の多賀城市である。宮城県の中心となれば仙台市であるが、昨今はインバウンドの影響かホテルもだいぶ高くなっており、そもそもキッチン付きのホテルのような長期滞在の宿が少ない。そこであれこれ探して、多賀城市に落ち着いた。仙台方面に出るにしても、それほど時間も掛からない場所である。
1日目は移動日、2日目は仙台市内観光、3日目は秋保及び山寺観光である。
■2026.3.24
往復の移動であるが、あれこれ検討した結果いずれも昼行高速バスとなった。新幹線より圧倒的に安く、リクライニングシートであり、USB電源もある。
最寄り駅からJRで東京駅に向かい、仙台行の高速バスに乗り込んだ。昨日、高速バスで名古屋から東京まで移動したばかりであるから、変な感じである。

@PAで休憩中
昨日乗ったバスは横4列であったが、今日のバスは横3列の夜行バス対応バスである。各席にカーテンがあり、それを皆が閉めるためプライベートスペースは保たれるが、外の景色が少ししか見えないのが玉に瑕である(私は窓側だからまだ良いが、中央列の人は牢獄のようである)。
2回目の休憩は、安達太良SAであった。安達太良山が見える展望台もある。

@安達太良山
高速道路を走り続け、定刻より少し早い15時50分頃に仙台駅に到着した。
ここからは、宿に向かってJRで移動である。仙台駅に向かい、仙石線の最新型車両に20分ほど乗って、多賀城へ移動した。

@100周年とのこと
安ホテルは、駅から歩いて30分くらいある。多賀城や塩釜には駅周辺に安ホテルが多く、これまで何度か使ったことがあるが、今回はキッチン目当てで駅からかなり歩くことにしている。
大きなスーツケースを引き摺って歩き、安ホテルに投宿した。

@キッチン目当て
荷物を整理してから、近くにあるスーパーに歩いて向かった。ちょうど「割引タイム」であったので、激安になっていた宮城産のブリとワカメを手に入れた。

@宮城産
それ以外に、このシリーズで定番となっている地元の卵と、ご飯のお供として割引になっていた宮城産の豚肉を買った。この豚肉で、生姜焼きでも作ろうかと思う。

@その他の品
■2026.3.25
今日からは、「仙台まるごとパス」を使っての移動である。「仙台」と銘打ってあるが、南側は宮城県のかなりの広範囲をカバーしており、西側に至っては山形県の山寺にすら行けてしまうお得な切符である。2日間有効で2,930円であり、これを2枚使うことにしている。

@事前購入済
歩いて多賀城駅に向かい、8時39分発の列車で仙台に向かった。この列車は多賀城始発であるため、余裕で座れるのが嬉しい。
今日は、仙台市内近郊をあれこれ観光する予定である。まずは、仙台から地下鉄に乗って荒井駅に向かった。

@鉄道むすめ
地下鉄東西線に乗り、終点の荒井で下車。ここから市営バスに乗って、震災遺構である荒浜小学校へ行くことにしている。乗り放題の企画切符でこのような場所に行けるようになっているのは、良いアイデアであると思う。

@市営バス
平日のこの時間であるからバスはがら空きかと思っていたが、いつの間にか20人くらいの行列になっていた。9時44分、満員状態でバスは出発した。
15分弱バスに乗って、荒浜小学校に到着した。周辺は更地であるが、学校があるくらいであるから以前は住宅がたくさんあったのであろう。

@震災遺構
10時36分発のバスで荒井駅に戻り、地下鉄の東西線と南北線を乗り継いで、南北線の終着駅である富沢にやって来た。
ここから15分ほど歩いた場所にあるのが、仙台市電保存館である。仙台市電は大昔に廃止されているが、ここには車両やその他の備品などが保存されており、しかも無料で入館できるのである。

@古い車両
あれこれと展示物を見てから富沢駅に戻り、地下鉄で仙台に戻ってきた。
ここからは、観光用の路線バスである「るーぷる仙台」に乗ることにしている。乗り場に行ってみると、長蛇の列であった。バス内は、もちろん大混雑である。

@るーぷる仙台
平日なのになぁと思ったが、よく考えたら春休みの時期である。心なしか、学生くらいの若い人が多い気がする。
超満員状態で仙台市内を走り続け、仙台城址バス停で下車した。ここに来た理由は、もちろん「仙台と言えばこれ」という写真を撮るためである。

@伊達政宗
私が小学校6年生の時の修学旅行でここに来ているので、それ以来とすれば約44年ぶりの訪問であろうか。
観光を終えてからバス停に向かい、やはり超満員のバスに乗って、大崎八幡宮にやって来た。仙台には何度も来ているが、ここは駅から遠い不便な場所にあるため、初訪問である。

@大崎八幡宮
参拝を終えてからはまたバスに乗るが、るーぷる仙台は大混雑であるため、普通の路線バスに乗ることにしている(仙台まるごとパスならではの移動手段)。市営バスに乗り、仙台駅前に戻ってきた。
14時34分発の東北本線に乗り、岩切で下車。ここから、利府までの支線にのることにしている。

@利府支線
今では支線となっているが、大昔はこちらが東北本線であった。しかし勾配が急であったため、塩釜経由が開通してそちらが本線となり、こちらは利府以降が廃止となって盲腸線の支線として残ったのである。
15時00分発の列車に乗り、利府で下車した。歩いて10分弱の場所(廃線跡)に、SLのモニュメントが置いてある。

@SL
実はこの場所には電気機関車とSLの現物が置いてあったのだが、劣化により4年くらい前に撤去されてしまったのである(もう少し早く来るべきであった)。
駅に戻り、JRを乗り継いで多賀城には16時半くらいに戻ってきた。今日はこれで終了である。
駅前のスーパーで、割引になっていた志津川のタコと石巻のノドグロを手にした。仙台と言えばセリも有名であるため、これは汁物を作る際に活用しようと思う。

@宮城県モノあれこれ
■2026.3.26
今日はまず、秋保大滝に行くことにしている。仙台駅から宮城交通のバスもあるが(パスの適用範囲)、しかし平日は滝までは運行されていないため、JRで愛子駅に向かってそこから市営バスで向かうことにしている。
多賀城からJRを乗り継いで、愛子に到着した。

@秋保へ向かう
だいぶ前であるが、皇室の愛子様ブームで有名になった駅であるが、こちらの読み方は「あやし」である。
駅待合室でしばし待ってから、9時05分発の市営バスに乗り込んだ。

@もちろんパスが使える
峠を越えて秋保の中心部を経由して、そして秋保神社を過ぎて、秋保大滝バス停で下車した。滝までは、歩いて数分である。
非常に壮大な滝であり、今日の降雨も相俟って豪快な流れであるが、写真に撮るとその雰囲気が全く伝わらないのがもどかしい。

@写真以上に豪快
昨日と打って変わって寒いため、滝を見た後は暖房のある無料休憩所でしばし休んだ。
10時23分発のバスに乗り込み、秋保・里センターの手前の磊々峡入口バス停で下車した。このすぐ近くの道路脇にあるのが、電車の車両である。

@車両
秋保までは1961年まで秋保電鉄が走っており、この場所はその駅跡である。よってその車両がここに展示されて…と言いたいところであるが、ここにある車両は仙台市電の車両である(仙台市電の廃止後は長崎市電で運行され、その車両が里帰りしてきたもの)。
せっかく磊々峡に来ているので、少しだけ散策してみた。

@雨ですが
秋保の街中に向かい、やって来たのはスーパー「さいち」である。ここはおはぎが有名で、テレビや雑誌でもよく取り上げられている。
普通のおはぎやゴマは買ったことがあるため、今日は夜用に季節限定の「納豆おはぎ」を買いに来た。しかし実際に売り場に来ると、普通のおはぎも食べたくなってしまった。結局、普通のものも買ってそれは今食べてしまうことにした。

@2種類
おはぎを買ってから秋保・里センターに向かい、外にあるベンチで普通版を頂いた。甘すぎないため、あっさりと頂けるおはぎである。
なお先ほど見た車両は仙台市電の車両であったが、秋保・里センターには秋保電鉄の特集コーナーがあり、昔の写真や制服などが展示されている。

@こちらは本物
この後は、定義へ行くことにしている。愛子駅方面のバスは時間が合わないため、宮城交通バスで仙台に戻ってそこから市営バスに乗り継ぐことにしている。ぐるっと迂回する形になるが、パスがあるから問題はない。
しばし秋保・里センターで待ち、11時59分発のバスに乗り込んだ。

@初の宮城交通
走り始めたが、運転手は異様に安全運転である(対向車が来れば減速し、トラックが来れば一時停止)。安全なのは良いが、あまりにもゆっくりであり、仙台には定刻より20分以上も遅れて到着した。当然、定義行のバスなど跡形もない。
しかし、長期滞在の強みは柔軟性であり、後日の予定を前倒しして、定義は後日に行けばよいのである。2日後に山寺に行く予定であったので、今日は山寺にすることにした(そして定義には2日後に行く)。

@仙台駅構内
13時44分発の仙山線に乗り、午前に下車した愛子も過ぎて、峠のトンネルを過ぎて、山寺には14時55分に到着した。
山寺に来たが、今日は登山はせず、麓にある寺院を参拝するだけである。歩いて立石寺に向かったが、平日+雨+もう夕方ということもあり、境内の敷地にいるのは私だけであった。山寺には何回か来たことがあるが、こんなに寂しいのは初めてである。

@静けさや…
駅に戻って15時28分発の列車で仙台に戻り、仙石線に乗り継いで17時過ぎに多賀城に戻ってきた。
昨日まで買っておいた食材が余っているため、今日はスーパーには寄らずにホテルに戻った。あれこれとこしらえて、宮城県セットの完成である。納豆おはぎは初めて食べたが、普通に「食事」として食べられるものであった。

@こんな感じに


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