プチ移住第15回・愛媛県四国中央市編(7日目~最終日)

プチ移住
リスボン市電

■はじめに
 愛媛県四国中央市でのプチ移住であるが、7日目は伊予西条や新居浜への観光、8日目は琴平電鉄沿線の観光、最終日は川之江のプチ観光である。

■2026.5.6
 3日連続で今日も「四国再発見早トクきっぷ」での移動となるが、比較的近所の愛媛県内を観光することにしている。
 7時32分発の列車に乗り、伊予西条には8時29分にやって来た。旧西条藩陣屋跡まで歩いて行き、古い門や、無料で拝観できる彫刻の展示館を見たりした。

@高校の門として使用されている

 観光を終えてからは駅に戻るが、アーケード商店街を見付けたので復路はそちらを歩いて行くことにした。川之江の商店街もなかなかのシャッター率であるが、こちらも負けないくらいのシャッター率である。

@昔は賑やかだったのでしょう

 伊予西条駅の近くには鉄道歴史パークがあり、四国内では一番大規模な鉄道博物館である。過去に2回くらい訪問済みであるが、ここまで来てスルーするのも何なので、入ることにした(列車が来るまでの時間つぶしにも使えるし、料金も300円と安い)。

@新幹線0系

 パークは駅を挟んで南北にあり、南側の別館にも車両が展示されている。施設内には瓶のジュース自販機があるが、これは車両内にある栓抜き(年配の人は分かるであろう)を体験するためのものである。私は前回訪問時に体験したため、今回は見るだけである。

@気動車(座席に栓抜きがある)

 10時00分発の列車に乗り、隣駅である石鎚山で下車した。目的は、目の前にある石鎚神社である。
 今日はイベントが行われており、出店が何件もあって、本殿近辺では赤ちゃんの「泣き相撲」が行われていて大賑わいであった。なお、先ほどのJRに乗っていたのは数人であり、石鎚山で下車したのは私だけ。つまり、全員車で来ているのである。

@落ち着いた庭園もあり

 参拝をして御朱印をもらってから、敷地を出た。まだ少し時間があったので、歩いてすぐ近くにある前神寺(64番札所)に寄ってみた。こちらは、特にイベントなどは行われていないため、長閑なものである。

@静か

 駅に移動して、10時58分発の列車に乗り、11時03分に到着した伊予小松で下車した。
 ここで下車したのはバスに乗り継ぐためであるが、駅を出て右手を見ると宝寿寺(62番札所)が見えたので、せっかくであるから参拝することにした。お遍路を結願したのは15年以上前なので、どこに札所があるかなど、すっかり忘れてしまっている。

@再訪

 参拝してからしばし歩き、役所の支所があるところまでやって来た。ここから11時15分発のバスに乗るが、これを探すのにはだいぶ苦労をした。グーグルマップで「バス停」を検索しても、出てくるものと出てこないものがあるし、バス停が検索できても、一部の路線しかヒットしないためである。

@小さいバス

 乗客は私だけの状態で定刻に出発して、石根公民館前バス停で下車した(このバス停情報をネットで探すのに苦労した)。ここに来た目的は、ここから歩いて数分の場所にあるコカ・コーラの工場敷地内に展示されている路面電車を見るためである。
 田舎道を歩き、目的のものを発見した。

@リスボン市電

 元はリスボン市電であったが、土佐電鉄が導入したものである。リスボン時代からコーラの宣伝電車であったため、引退後はここに移送された模様。
 復路であるが、バスの本数は少ないため、歩くしかない。45分くらい掛けて、玉之江駅まで歩いて向かった。

@田舎道を歩く

 玉之江発12時52分の列車に乗り込み、伊予西条で乗り換えて、新居浜には13時38分に到着した。
 新居浜近辺での観光となれば別子銅山であるが、私の目的は市内の廃線跡である。まずは海岸部に向かうため、路線バスに乗り込んだ。

@現金支払いのみ

 イオンモールで下車して、しばし歩いて辿り着くのが住友化学愛媛工場歴史資料館である。社有地であるため近付けないが、構内牽引電車が置いてあるのが見える。

@資料館

 別子鉱業所専用鉄道はこの辺りから伸びていたが、しばらくは大きな道路に廃線跡は隠されてしまっている。
 しばし辿って歩いて行くと、やっと廃線跡が独立した状態となった。

@レールは無いですが

 その先を歩いて行くと、道路は坂道となっていく。鉄道は坂道に弱いため、当然の如くここはトンネルとなる。草生していて見難いが、近付いてみるとレンガ造りのトンネルの出口が見えていた。

@トンネル跡

@トンネルの先の廃線跡

 その先も歩いて行き、辿り着いたのが星越駅舎跡である。せっかく綺麗に整備されているのであるから、資料館的な感じで何か再利用できないものであろうか。

@駅跡

 さらに歩いて、多喜ノ宮信号場跡へと向かう。その途中までは廃線跡は工場敷地内であったが、大徳寺のある辺りからは遊歩道となった。遊歩道と廃線跡に関する説明版もある。

@遊歩道に

 遊歩道を歩き、信号場跡に着いた(特に何もなし)。ここで路盤跡は二分され、右手に行くと別子銅山へ、左手に行くと新居浜駅に至る。右に行けばもっと鉄道の遺構を見ることができるが、今日はもう時間がないため、新居浜方面へ行くことにしている。

@橋脚も残っている

 廃線跡である遊歩道を歩き続け、新居浜駅に着いた。駅横には大きなスーパーがあるため、今日の食材はここで買うことにした。
 16時48分発の列車に乗り、川之江には17時29分に到着した。

■2026.5.7
 今日は、JRの一部と琴平電鉄が乗り放題となる「ことでん・JRくるり~んきっぷ」での移動である。川之江は範囲外であるため、多度津までは別途料金が必要となる。
 今回の旅で私の「通勤列車」となりつつ6時38分の列車で、多度津に向かった。

@今日お天気が良い

 多度津で7時42分発の列車に乗り換え、先日も来たばかりの琴平へ。JR駅から数分歩いて、琴電琴平駅に到着した。今日は琴電の3つの路線すべてに乗車するが、まずは琴平線からである。

@2両編成

 8時12分、琴電琴平を出発した。通勤通学とは逆方向であるため、車内は閑散としたものである。先頭部分のシートが開いていたので、そこに陣取り続けた。
 8時31分、滝宮で途中下車した。目的は、近くにある滝宮天満宮である。

@誰もいない

 駅に戻り、9時01分発の列車に乗り込んだ。仏生山を過ぎると、複線の工事が行われている。実はこの先には新駅(多肥駅)ができる予定で鋭意工事中であり、その様子を見ることもできた。

@複線化中

 9時38分に瓦町に到着し、下車した。「うどん県」である香川県に来てうどんを食べない手はないため、行慣れている店を訪問するためである。
 その店は県庁の近くにある老舗で、初めて来たのはもう30年くらい前であろうか。グルメサイトなど無い時代で、白黒のガイドブック(今は亡きJTBの「ひとり歩き」シリーズ)で情報を見て来た記憶がある。

@うどん店

 店内に入り、かけうどんの中(370円)と天ぷら(130円)を事前申告で注文し、うどんを自分で湯がいて、大きなアナゴ天を取り、自分で薬味を入れて、そして出汁も自分で注ぎ入れて、セットの完成である。

@久々に

 腹も朽ちた状態となり、瓦町駅へと歩いて戻った。続いて乗るのは、長尾線である。

@100周年

 10時37分発の列車に乗り、長尾へと向かった。長尾線では途中下車する場所の選定に困り果て、結局終着まで乗り通して87番札所である長尾寺に行くことにした。

@長尾寺

 駅に戻り、11時43分発の列車で瓦町に戻った。
 瓦町からは、琴電3つ目の路線である志度線に乗ることとなる。志度線だけは少し離れた場所にホームがあるため、そこへ歩いて向かった。

@志度線

 12時28分に瓦町を出発し、終点までは行かず、その手前の房前(ふさざき)で下車した。すぐ近くにある道の駅に行ってみたが、なんと定休日であるという(定休日がある道の駅があることに驚いた)。
 しかし、私がここで下車したのは道の駅が目的ではなく、近くに展示されている琴電の車両である。これはもちろん、定休日とは関係なく見ることができる。

@琴電

 外壁がボロボロであるが、ホームがある側はまだ綺麗であった。
 見るべきものを見終えたため、列車に乗るため駅に向かうが、復路は塩屋駅に向かってみた。道路沿いにお遍路さん向けの休憩所があり、「一般の方もどうぞ」とあったので、中に入って冷たい水を頂いたりUSBで充電をしたりして時間を潰した。

@無料です

 塩屋駅に向かって13時41分の列車に乗り、瓦町で高松築港行に乗り換えて、高松築港から歩いてJRの高松駅に向かった。
 少し時間があったのでスーパーに行って割引食材を買い、15時13分発の快速で観音寺へ。川之江には、定番となった17時08分に戻って来た。
 スーパーで割引食材を買い、今晩は愛媛県の鶏肉と刺身とじゃこ天で一献である。

@愛媛もの

■2026.5.8
 今日は出発時刻が遅いため、川之江観光である。まずは、朝の散策として川之江城に向かった。というのも、かなりの高台(山の上)にあるため、登って降りるだけで40分は必要だからである。

@なんとか到着

 ホテルに戻ってこの旅行記を書いたりしてから荷物をまとめていったんチェックアウトをして、15分ほど歩いて歴史考古博物館へ向かった。高台にあり、先ほどの城に続いての坂道である。
 しかし、辿り着いてみると休館日であった。祝日の翌日はそうなることが多いが、今週は月曜から水曜までが祝日であったため、木金と休みということであった。

@無念

 この次は「紙のまち資料館」に行こうと思っていたが、この様子からすると厭な予感しかしない。高台から降りて資料館に向かってみると、やはり休館日であった。私は考古学にはあまり興味は無いが、こちらはぜひ見てみたかったので残念でしかない。

@無念その2

 仕方なく、今回の滞在で何度か使ったスーパーに行ったりして時間を潰した。
 ホテルに戻ってフロントの近くに置いてあった荷物を取り、数分歩いて空港連絡バス乗り場に向かい、11時00分発の小さいバスに乗って高松空港に向かって、今回の滞在は終了である。
 次回のプチ移住は、6月7日から15日まで、青森県弘前市の予定である。

@空港連絡バス

【以下もご覧ください】

プチ移住第15回・愛媛県四国中央市編(1日目~3日目)

プチ移住第15回・愛媛県四国中央市編(4日目~6日目)

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