【大人鐡92】JR西日本「はなあかり」編

鉄旅(国内) ※観光列車も
はなあかり

■はじめに
 今回の食事付き観光列車は、JR西日本が運行している「はなあかり」である。この列車は2024年10月にデビューしたものであり、季節によって行先が変更となる。今回は、大阪を出発して琵琶湖を周遊して大津に至るプランである。
 個別に切符や食事を手配することもできるが、その場合は予約がなかなか難しい。そこで今回は、大津のホテル込みでプランとなっているツアーを予約した。「はなあかり」の乗車券(食事とスイーツ付き)とホテル(朝食付き)で、41,000円也。個別手配よりは高くなってしまうが、指定席販売日よりかなり前に席を確保できるというのが特典である。それに、仮に自力で確保したとしても、はなあかりが7,570円、弁当が5,900円、スイーツが1,600円、宿泊する大津プリンスホテルの朝食付きプランはネット予約で21,000円くらいするようであるから、総額で約36,000円。自力手配であればスイーツを省略して安ホテルにすることもできるだろうが、実質大差はないであろう。
 観光列車以外は、いつも通り吝嗇ケチケチプランである。往復は青春18きっぷの利用で、往路の途中に泊まるのも可児市にある激安ホテルである。

■2026.8.2
 8時過ぎに家を出て、東京駅に向かった。上述した通り、今日は青春18きっぷを使っての移動である。往復2日分で復路1日分であるから、3日間有効(10,000円)でもいいのであるが、5日間有効(12,050円)との差額は2,050円しかない。よって、1日目と5日目は他の旅行(工場見学)で使うことにしている。

@これで移動

 東京、熱海、浜松、豊橋、岐阜で乗り換えて、美濃太田には16時52分に到着した。今日はここから歩いて40分くらいの場所にある安ホテル(元々2,800円であるが、そこに「じゃらん」のクーポン1,200円分とポイント1,200を使ってたったの400円)に宿泊である。駅から遠いが、中山道を歩いて行けば観光気分である。

@旧中山道

 ホテルにチェックインして、中山道の近くにあったスーパーで買った安総菜で一献してから、就寝。

■2026.8.30
 5時過ぎにホテルを出て、40分ほど歩いて美濃太田駅へ。6時00分発の岐阜行に乗り込んだ。
 岐阜と大垣と米原で乗り換えて、今日の目的地である大津も過ぎて、大阪には9時12分に到着した。
 観光列車の出発まで1時間程度あるため、しばし時間調整である。

@今日の切符(ツアーであるため値段は書いていない)

 9時45分くらいに改札を通ってホームに向かい、待つことしばし、9時50分過ぎくらいに「はなあかり」が入線してきた。

 3両編成の短い編成であり、先頭の3号車と2号車がグリーン車で、最後尾の1号車がスーペリアグリーン車である。

@はなあかり

 早速、車内へ。車内の意匠については各ブログで詳述されているためここでは紹介しないが、私の席は2号車の末端であった。景色は見難いが、琵琶湖が見える側の席である(こちら側が確保できるのも、ツアーの特典であった)。

@一番奥の席

 席に座って出発を待っていると、アテンダントがやって来て、パンフレットと乗車記念証(裏側にスタンプが押せる)、アンケート用のカードを配布していった。

@一式

 定刻の10時11分、大阪を出発した。乗り慣れた区間であり、つい先週に来たばかりの場所であるが、この辺りをディーゼルカーで走るのは新鮮な感じである。
 新大阪、京都、山科、大津京、比叡山坂本と停車していき、おごと温泉には11時21分に到着した。

@ホームに降りて撮影

 ここで、19分の停車となる。定期列車に抜かれるだけでなく、ここで弁当「近江の玉手箱」が積み込まれるからである。
 停車中に、その弁当が配布された。定価が5,900円もする弁当を食べるのは初めての経験である。

@近江の玉手箱

 滋賀県産の牛肉や、琵琶湖産の鱒や小鮎など、地物の食材をふんだんに使った弁当であった。
 アルコールは遠慮しておこうと思ったが、弁当を見て気が変わり、車内販売で長浜ヴァイツェンと日本酒を買ってしまった。

@水は弁当に付いてきたもの

 酒を呑みつつ、海老豆やローストビーフなどを突き続けた。そのうちに、琵琶湖の景色が広がり始めた。

@琵琶湖

 12時27分、近江今津に到着した。ここで30分以上停車するが、地元の観光協会の人が2号車に乗り込んできて、物品販売が行われた。
 同駅出発後も琵琶湖を見ながら走り続け、近江塩津で運転停車をしてスイッチバックで出発をして、北陸本線を走り、13時45分に長浜に到着して、ここでも地元の観光協会の人による物品販売が行われた。

@車内にあった雛人形

 長浜で停車したのは、スイーツ「国産和栗の錦糸モンブラン」を積み込むためでもある。同駅を13時57分に出発した後、そのモンブランが配膳された。

@和栗のモンブラン

 モンブランを食べていると、彦根で乗り込んできた観光協会の人がパンフレット等を配布し始めた。近江今津や長浜でもパンフレットの配布はあったが、彦根ではお菓子(和菓子とどら焼き)も入っていたのが嬉しい。

@お菓子付き

 後は、見慣れた東海道本線の景色を見ながら大津に向かうだけである。アンケートに答えたらノベリティがもらえるということであったため、スマホで答えてシールをもらって来た。

@ノベリティ

 定刻の15時00分、大津に到着した。下車時に団扇をもらい、その足で観光協会へ。というのも、はなあかりの乗客であれば、ここで地元の品がもらえるためである。お菓子か日本酒ということであったため、迷いなく日本酒を選択した。

@持って帰る

 また最後の特典として、ガイド付きツアーが行われるという。せっかくであるから参加することにしたが、参加者数は意外に少ない7名だけであった。
 観光協会を出発して、最初の目的地は天孫神社である。大津祭に関する説明を聞きながら、参拝した。

@天孫神社

 続いて、旧東海道を歩きながら、古い家々を見ていった。そして最後の目的地は、曳山展示館である。有料の施設であるが、ツアーに参加するとそれが観光協会負担となる(実質無料)。たったの150円であるが、こういうのは嬉しい。

@曳山

 歩きながら初老のボランティアガイドの話を聞いていて考えていたのが、「この祭り、絶対に見たことがあるはず」という確信である。後になって昔の写真データを探してみたら、今から17年前、西国巡礼で大阪や京都を巡っている際に、大津に寄ったら偶然にも大津祭の日だったのであった。

@その時の様子

 駅に戻り、1時間半くらの無料ツアーは終了である。
 駅近くにあったスーパーで夜食材を買い、ホテルへのシャトルバスに乗り込んだ。ガイドツアーの最後の辺りから雲行きが怪しかったが、乗車直後に大雨になった。
 約10分でホテルに着いて、チェックインをした。2万円もするホテルなど普段は泊まらないため、新鮮である。

@広い

 夕食はいつも通りの安食材であるが、スーパーで琵琶湖産の佃煮が数種類売っていたので、本もろこと小鮎を買ってみた。今晩だけでは食べ切れないが、残った分は持ち帰ればいいであろう。

@琵琶湖の味

■2026.8.31
 朝食付きプランであるため、6時半に会場に向かった。近江牛を使った牛丼は、なかなか美味であった。
 食後は、青春18きっぷを使ってひたすら戻るだけであり、旅行記からは省略である。

@部屋からの眺め(琵琶湖)

 しかし、シャトルバスの始発は8時15分であり、まだまだ先である。仕方なく、大津駅まで歩いて行くことにした。歩いたところで40分程度であるから、朝の散策代わりである。
 しかし歩き始めてから、膳所(ぜぜ)駅の方が近いことに気づいた。予定変更で、膳所から帰ることにした。

@初めて利用する駅

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