■はじめに
今回のプチ移住(10日間程度の短期滞在型旅行)は、沖縄県那覇市である。当たり前であるが1月は寒いため、避寒という意味では最適であろう。問題は交通費であるが、早めに格安切符を見付けることができたため、ANAの往復で20,080円に抑えることができた。ホテルについては、ウィークリータイプ(キッチンや自炊用具完備)のところを、9泊で28,800円(クーポン適用後)で確保することができた。
唯一気になるのが、「鉄道ネタが少ない」という点である。沖縄でも鉄道に関する資料や遺構が無くはないが、過去の旅行でほとんど訪問済みである。
・RACで行く大東島の旅
・沖縄1万円旅(鐡ネタ落穂拾い)
・沖縄で鐡ネタ落穂拾い Part2
ということで、今回の滞在では、船旅とバス旅が中心になる予定である。
1日目は移動日、2日目は「ゆいレール」を使った市内観光、3日目は阿嘉島への観光である。
■2026.1.13
今日は、羽田発13時05分の便で移動するだけである。国内線とは言え、ジェット気流に逆らう那覇便の往路は3時間を要する。暇を持て余すこと確実であるため、ラウンジでビールをたらふく飲んで、酔った勢いで機内は寝て過ごすことにした。

@昼からビール
しかしビールはアルコール度数が低いため、しっかり酔う前にお腹が一杯になってしまった。搭乗後に少しだけウトウトしただけで、結局ビデオを見て過ごした。
羽田の混雑もあって、那覇には定刻から30分遅れた16時30分頃に到着した。モノレール乗り場に移動して、ホテルまで移動である。

@モノレールで移動
古島で下車して、予約済のホテルにチェックインした。ここにした決め手は、もちろんキッチンである。部屋内にキッチンがあるだけではなくて、レンジや炊飯器、食器や調理器具もあるため、完全自炊が可能である。一番嬉しいのは、炊飯器である(レンジ調理で炊飯もできるが、味が格段に劣る)。レンジも室内にあるため、「少し温め直す」ことができるのが嬉しい。

@専用キッチン
荷物を整理して、早速夜食材の確保である。すぐ近くにあるスーパーに行ってみると、ムルーという見慣れない魚があったので、買ってみることにした。沖縄らしいつまみ(チラガー)は、自炊が難しいため総菜で確保である。

@つまみ用
ご飯のお供としては、沖縄産の豚肉を買ってみた。また、このプチ移住シリーズでは恒例となっている、地の卵も確保である。

@恒例
■2026.1.14
今日は、ゆいレールを使った市内観光である。ゆいレールの一日券は「24時間券」であるため、昨日の夕方に使った切符が、そのまま今日の夕方まで使えるのである(なお、朝から晩だけ使う場合は、この一日券(1,000円)よりも、タッチ決済(800円が上限)の方が安くなる)。

@24時間券
ラッシュ時に移動したくないため部屋にいたが、暇である。近場の公園まで散歩に行き、その足で24時間営業のスーパーに行ってみた。すると地物のゴーヤが割引になっていたため、島豆腐と一緒に買ってみた。夜の一品は、これでチャンプルーに決定である。

@沖縄ですから
9時を過ぎてから古島駅に向かい、モノレールに乗り込んだ。この時刻ならもうラッシュは関係なく、車内は空いている。
空港方面のモノレールに乗り続けて、赤嶺で下車した。過去に訪問済みであるが、「最南端の駅」は外せないであろう。

@日本最南端の駅
駅周辺を散策してから、反対側のモノレールに乗り込んだ。奥武山公園で下車して公園を適当に歩いて、川を渡って辿り着いたのが壺川東公園である。ここには南大東島で使用されていた機関車が置いてあるのだが(公園整備中に出てきたレールもある)、前回来たときは車両が荒れ放題であった。再塗装されたようで、少しは綺麗になっていた。

@塗装されたよう
壺川駅に向かい、てだこ浦西行のモノレールに乗り込み、終点まで乗り通した。そこから歩いて向かったのが、埋蔵文化財センターである。と言っても興味があるわけではなくて、せっかく終点まで来たのであるから何か見る物がないかどうか探して、やっと見つけたのである。
35分ほど歩いて、やっと辿り着いた。

@天気は良い
無料で見学できるので、展示物を見て回った。観光客は皆無で、私だけである(記帳を見たら、私の前の人は3日前であった)。
ひたすら歩いて駅に戻りモノレールに乗って、1駅で下車した。歩いて向かったのは、浦添城址である。石畳の道を歩いて登り、展望スポットへ向かった。

@やはり天気が良い
この後は首里城にでも行こうかと思っていたが、少しく歩き疲れている。ということで、モノレールに乗って旭橋で下車した。すぐ隣にはバスターミナルがあり、16日から使う切符を買うためである。
買ったのは3日間乗り放題のパスで、料金はたったの5,800円である。お得な切符であるが、地元の人は買えないため(旅行客向けの切符)、私は免許証を見せて購入した。

@16日からはバス旅
バスターミナルの横には、再整備中に発見されたターンテーブル跡がある。これも訪問済みであるが、再度行ってみた。昔の写真も掲示されているが、そこに「那覇市歴史博物館」と書いてある。であれば、そこに行けば別の写真が見られるかもしれない。そこでネットで調べてみると、場所はすぐ近くであったが、なんと昨年9月で閉館していた。

@残念
その後は、国際通りを歩いて、牧志公設市場に行ったりした。モノレールが出来る前の国際通りは大渋滞が常で車が動かないくらいであったが、だいぶスムーズになっている。市場内は、「渡航自粛要請は何処へ」というくらいに、聞こえてくるのは中国語だらけであった。

@国際通り
その後も国際通りを歩いて、栄町市場に行ってみた。こちらは、観光客も皆無で静かであった。
すぐ近くにスーパーがあったのでそこに入ってみて、カタカシの刺身を購入した。モズクについては料理の際に加える予定で(今晩のチャンプルーにも)、そしてご飯用として三枚肉(調理済み)も購入してみた。

@一式
私が沖縄に来た際の定番は、イラブチ(イラブチャー)の刺身とグルクンの唐揚げである。しかし、昨日から何件かのスーパーに行っているが、まだ見付けられていない。そこでホテルに戻る前に昨日行ったスーパーに行ってみると、イラブチの刺身があったので確保である。また、イラブチのアラ(お頭)があったので、初めて買ってみた。色合いがおどろおどろしいが、鯛のお頭と同じように調理にすればいいだろう。

@イラブチ
ホテルに戻った時点で15時半過ぎであったが、プチ移住は急ぐ旅でもないため、今日はこれで終了である。
18時前から調理を始めてみたが、少し買い過ぎてしまったようだ。チャンプルーであるが、豆腐やゴーヤなどは半分しか使っていないのに、出来上がりは大量になってしまった。少しだけ足したつもりのモズクが、なんだか増えてしまったようである。

@大量
こんな状態であるから、イラブチのお頭は明日に持ち越しである。
■2026.1.15
今日は、阿嘉島への日帰り旅行である。ホテルから35分ほど歩いて、泊ターミナルへやって来た。高速船もあるが、急ぐ旅ではないため往復ともにフェリー利用である。窓口で往復券を買ったが、QRコードであった。昔懐かしい乗船券が恋しい。

@時代の流れ
乗船するのは、「フェリーざまみ3」である。その名の通り座間味島へ行くフェリーであり、途中で阿嘉島に寄港するのである。座間味島へは25年前に行ったことがあるため、その時に一時的に着岸したが、阿嘉島に降り立つのは今日が初めてである。

@これに乗る
出港準備が整ったためか、定刻より3分ほど早い9時57分頃に離岸した。ゆっくりと進み、大きな橋を潜って港湾に出て、次第に海原へ出て行った。
フェリーは、左手に渡嘉敷列島を見ながら進んで行った。

@島々を見ながら
昨日は中国からのインバウンド客の多さに驚いていたが、今日の船内はインド系の人が多い。そう言えば、名護城に行った際もインド系の人がいた気がする。
11時25分頃に阿嘉港に近付いて行ったが、海の綺麗なことときたら。

@綺麗
阿嘉島に初上陸して、近くにあった観光案内所にある展示を見てから歩き始めた。それにしても、暑い。上着を脱いで薄手の長袖だけになったが、日焼け止めを持ってこなかったことを後悔するくらいであった。
橋を渡って慶留間島に入り、ひたすら海岸線を歩き続けた。右手には、「これぞ地層」という岩板が露出している。

@地層
暑くて仕方ないため、念のため持参して来た雨傘を日傘として利用し始めた。
島の南部にある集落に近付いて行くと、ヤギのお出迎えである。首輪があるから飼われているのであろうが、いかにも沖縄という感じである。

@大人しい
橋を渡って外地島に入り、ひたすら坂道を登って辿り着いたのが慶良間空港である。だいぶ前に定期便が消滅してしまったため、「アクセスが難しい空港」としては上位に来るところである。

@慶良間空港
定期便は無いが閉鎖された訳ではなく、不定期のチャーター便やヘリタクシーなどは利用可能であるため、空港自体は営業している。何もないが、中に入ってみた。ここを利用するツアーなどがあったら利用してみたいが、なかなかそういう話は聞かない。

@待合室
港からここまで歩いて45分くらいであったため椅子に座って休んでいると、ヘリコプターの音がバラバラと聞こえてきた。運が良いことにヘリタクシーが来たのかと思ったが、ヘリは滑走路を避けるようにして過ぎ去ってしまった。訓練飛行か何かであろうか。

@行ってしまった
さて、主目的は終えたため戻るだけである。橋を渡って慶留間島に入ったが、物音がしたのでそちらを見ると、天然記念物であるケラマジカ(日本国内で最南限に棲息する野生ジカ)がいるではないか。ゆっくりと近付いて、撮影である。

@逃げない
その後も歩いて港まで戻り、しばし休憩である。港の近くにはシロの像があるが、これは阿嘉島に住むシロが座間味島にいるマリリンに会うために泳いでいったという話に基づくものであり、それに関連して「マリリンに逢いたい」という映画も作られたことがある。

@シロ
フェリーの出港までまだ時間があるため、阿嘉島の町内を歩き始めた。目の前には綺麗なビーチが広がっているが、ここは大戦中に初めて米軍が上陸した場所でもある。ここを嚆矢として残虐な沖縄戦が始まったのかと思うと、綺麗な海だけを眺めている訳にもいかない。

@複雑な気持ち
その先も歩き続けて行くと、またしてもケラマジカである。角がないから、こちらは雌であろうか(それとも、角が落ちた雄かもしれないが)。

@また遭遇
港に戻りしばし休憩して、泊に戻るフェリーを待った。14時15分に座間味から来たフェリーが着岸して、それに乗り込んで、後は戻るだけである。

@フェリーざまみ3
14時30分に出港し、ゆったりとした船内を過ごして、定刻より5分早い15時55分に着岸した。
ホテルに戻る途中、いつもとは違うスーパーがあったのでそこに寄って、沖縄の肉(鶏肉と豚肉)を買った。今日は別の食材がまだ残っているが、今後あれこれを使う予定である。

@地元の肉
ホテルに戻り、夕食の準備である。モズクや卵で炒め物を作り、イラブチのお頭の調理である。タイのお頭と同じ調理(調理と言っても、ウロコを処理して料理酒をかけてレンチンするだけであるが)をしてみると、さすがスズキ目の魚だけあって、美味であった。タイよりウロコが大きいから処理もしやすいし、コラーゲン質の部分も多い感じであった。

@見た目はやはりおどろおどろしいが



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