プチ移住第8回・鹿児島県鹿児島市編(4日目~6日目)

プチ移住
おれんじ食堂

■はじめに
 鹿児島県鹿児島市でのプチ移住であるが、4日目は池田湖や長崎鼻への観光、5日目は肥薩おれんじ鉄道を使っての観光(レストラン列車を含む)、6日目は霧島方面へのバス旅である。

■2025.12.12
 今回の宿はキッチン付きを条件に探したが、結果的には、フェリー乗り場に近く、長距離路線バスの始発である金生町バス停に近く、またJR鹿児島駅も歩ける範囲であるため、かなり便利な場所であった。
 昨日に引き続き、金生町バス停から旅が始まる。ただし、昨日より2時間以上早いため、まだ夜は明けていない。

@まだ暗い

 6時28分、金生町バス停を出発した。指宿までは昨日とまったく同じルートであるが、昨日との違いは、今日は快晴であるという点である。五位野を過ぎてしばらくすると、左手に綺麗な海が見えてきた。

@今日は快晴

 定刻から10分ほど遅れた8時25分、指宿駅前に到着した。池田湖に行くバスの出発まで45分もあるため、駅で待つことはせず、適当に市内をぶらぶらと歩いて、白水館入口バス停で池田湖行のバスを待った(このバスは、知林ヶ島入口が始発である)。こうすることで、最前席を確保できる。

@やって来ました

 バスに乗り込み、思惑通りに最前席を確保した。指宿駅前に戻ってきたが、砂むし風呂に行く人や開聞岳登山の人など数人が乗って来たので、作戦はやはり正解であった。
 9時15分に、当該バス停を出発した。砂むし風呂や開聞岳で徐々に乗客は減り、開聞駅以降は私1人だけになってしまった。

@観光要素多し

 田舎道を快走して、定刻より5分ほど遅れた10時25分に池田湖に到着した。観光バスが2台ほど停まっており、渡航自粛要請などどこ吹く風、中国人団体観光客で大賑わいであった。
 ネッシーならぬイッシーで大昔に有名になった池田湖であるが、展望スペースなどは最近になって綺麗に整備されたようである(イッシーの像もあった)。

@池田湖

 10時40分、折り返しのバスが出発した。開聞駅を経由して、11時09分に到着した長崎鼻で下車した。前回ここに来たのは1992年であり、33年ぶりの訪問である。
 快晴であり、綺麗な開聞岳も拝むことができた。それにしても、12月だというのに暑いくらいの天気である。上着は脱がざるを得ない。

@長崎鼻色々

 バス停に戻り、11時51分発の池田湖行に乗り込んだ。行ったり来たりしているが、こうすることで効率的に各所を回ることができる。
 12時07分、枚聞神社で下車した。まずは、目の前にある神社を参拝である。

@枚聞神社

 参拝後は、境内にいた猫を撮影したりして時間を潰した。
 指宿方面に行くバスの出発までまだまだ時間があるため、歩いてJR開聞駅に向かってみた。何度か乗車経験のある指宿枕崎線であるが、この駅で途中下車したことはないはずであるため、初めての駅訪問である。

@ここにもイッシー発見

 12時41分、やって来たバスに乗り込んだ。このバスは長崎鼻などの海岸沿いは経由せず、まっすぐ指宿方面に行くバスである。
 13時11分、指宿駅前で下車した。乗り継ぐバスまで少し時間があるため街中を適当に散策してから、迫バス停から再度バスに乗り込んだ。

@このバスに乗る

 このバスは、昨日も乗車した知覧行である。ただし今日は終点までは乗らずに、14時19分に到着した道の駅喜入バス停で下車した。目的は、地の魚である。
 道の駅にはこれといった海産物がなかったが、近くにあるスーパーで山のようなウルメイワシ(数えたら13匹)が格安で売っていたため、「鹿児島県民の隠れたソウルフード」なる鶏肉と一緒に買ってみることにした。

@食材

 イワシは1日では食べ切れないが、今日は早く部屋に戻れる旅程であるため、今日中に下処理を済ませて、3日くらいに分けて食べようと思う(塩焼きか煮付けで)。
 スーパーから外に出てみると、近くに石油備蓄基地があるのを発見した。近くから見ると、とてつもなく巨大な構造物である。

@でかい

 15時19分発のバスに乗り込み、終着の金生町には定刻から20分ほど遅れた16時39分に到着した。部屋に戻り、この旅行記(3日目まで)を仕上げてアップロードし、あれこれ買い揃えた食材で一献である。

■2025.12.13
 今日は、肥薩おれんじ鉄道での旅行である。同鉄道の一日券を有効に使うため朝の5時半前にホテルを出て、JR鹿児島駅までやって来た。川内までの切符を買い、5時44分発の列車で鹿児島中央に向かい、そこで川内行に乗り換えた。

@川内行

 5時57分に鹿児島中央を出発。まだ朝方であり景色は見えないため、スマホが友達である。
 6時47分に川内に到着して、ここで肥薩おれんじ鉄道の八代行に乗り換えた。くまモン一式の塗装である。

@八代行

 今日は「おれんじ食堂」のクリスマススイーツプランを予約してあり、このプランの場合、肥薩おれんじ鉄道の一日乗車券が付いてくる。これを活用して、熊本県にも少しだけ浮気して来ようと思う。
 6時56分、川内を出発した。この鉄道は新幹線開業と同時に第三セクター化されたものであり、トンネルが多い新幹線と比較して、海際を比較的長い時間走る。景色的には、こちらの圧勝である。

@海を眺める

 県境を越えて、9時15分に到着した日奈久温泉で下車した。だいぶ前にここに来て宿泊したこともあるが、当時との違いは、温泉街の至る所にくまモンがいるという点であろうか。

@7~8体はいた

 日奈久と言えば、ちくわで有名である。すでに開店しているスーパーがあったので入ってみると日奈久竹輪があったので、見切り品になっていたチンゲン菜と共に買ってみた。今日はこれらで、炒め物でも作ろうと思う。

@熊本食材に浮気

 駅まで歩いて戻り、10時09分発の列車で出水(いずみ)まで戻ってきた。ここで、11時30分からの「おれんじ食堂」となる。
 おれんじ食堂は食事付き観光列車の先駆け的な存在であり、2013年から運行している。ただし今日は、出水駅で「停まったまま」の営業である。

@動きません

 というのも、肥薩おれんじ鉄道では運転手不足が慢性化しており、定期列車も間引いているくらいなのである。いわんや観光列車をや、ということで、動かす人員がいないのである。
 予約しているのは、6,000円のクリスマスプランである。スイーツだけでこの価格は高いかもしれないが、付随して来る一日乗車券は定価が3,000円するので、実質は3,000円程度と考えて良いであろう。

@自席

 男1人でケーキを頂いても絵にならないが、まぁこの鉄道会社への応援とでも思えばよいかもしれない。
 席に案内され、しばらくすると飲料の注文を聞かれ(コーヒーなどはプランに入っている)、乾杯が行われた。
 最初に配膳されたのが、モンブラン・フレーズショコラ・ティラミスの3点である。

@1皿目

 私は普段甘いものを買わないが、食べられない訳ではない(糖質を取らないようにしているだけ)。かなり久々にケーキを食べる気がする。
 1皿目がなくなると、2皿目が提供された。こちらは、エアリーチーズ・レモンタルトケーキ・木いちごのマカロンの3点である。

@2皿目

 コーヒーを何回もお替りしながらなんとか食べ切ったが、6個はなかなかの分量であった。女性陣は普通に片付けているようであったが、家族連れで(仕方なく)来たような男性陣は、2皿目で少し動きが止まっているようであった。
 必死でケーキを片付けた後は、雨が降り出した中を散策しに行き、武家屋敷や日本一大きなお地蔵さまを見たりしてから駅に戻った。

@お地蔵さま

 13時18分の列車に乗り、川内方面に向かった。しかし最後までは乗り通さず、13時56分に到着した薩摩大川で下車した。適当に市内散策をして、向かったのは道の駅である。目の前が海であり快晴であれば奇麗なのであろうが、今日は残念な雨模様である。

@残念

 時間が余っていたため待合室でこの旅行記を書いたりしてから、道の駅にある売店に向かってみた。そこで、地元(長島)のクロという魚を格安で発見してしまった。昨日買ったイワシも残っているし日奈久で買った食材もあるが、これは買わない手はない。

@クロ

 駅に移動して15時30分発の列車に乗り、川内には15時56分に到着した。当初予定ではここでスーパーにでも行こうと思っていたが、もうこれ以上買っても消費できないので、省略である。
 16時20分発のJRに乗り、鹿児島中央には17時00分に到着した。鹿児島行まで33分も時間があるため、中央駅から歩いてホテルに戻ることにした。

@賑やかな中央駅

 天文館の賑やかなアーケード街を抜けて、部屋に戻ってきた。
 今日の夕食は、昨日買っていたイワシを甘辛く煮付けて、ちくわとチンゲン菜を炒めて、そしてクロを塩焼きにしたものである。クロは買って大正解、脂も多く身離れも良くて食べやすい魚であった。

@夕食

■2025.12.14
 今日は、霧島方面へのバス旅である。使用するのは「のったり・おりたりマイプラン」の霧島版であり、1,500円で乗り放題となっている。ただし、使用開始区間はJR国分駅や鹿児島空港などであるため、そこまでは別途移動しなければならない。

@乗り放題

 JR鹿児島駅に行き切符を買って、8時13分発の列車に乗り込んだ。右手に桜島を見ながら走り続け、国分には8時56分に到着した。
 ここで乗り継ぐのが、9時25分発の霧島いわさきホテル行である。しばし時間調整し、バスを待った。

@やって来ました

 車内で女性のインバウンド客が運転手と話しているが、運転手は英語ができないので噛み合っていない。どうやら一日券が買いたいようなのだが、車内では買えないようである。退職前は英語を使う仕事をしていたので間に入ってあげたが、半年以上ぶりの英会話であるため、意外に単語が出てこなかった。
 定刻に出発。霧島神宮駅を過ぎると、霧島神宮が見えてきた。

@神宮

 当初は霧島神宮参拝も考えたが、だいぶ前に行ったことがあるため、今日は高千穂河原まで行くことにしている(ある意味、バス一日券の最大利用である)。
 10時20分、丸尾バス停で下車した。ここで、えびの高原や高千穂河原に行く周遊バスに乗り換えることになる。バス停で待っていると、先ほどのインバウンド客が「あそこ(観光案内所)で一日券を買えたわ」とにっこり笑って英語で話し掛けてきた。

@バスが来た

 10時30分、丸尾バス停を出発した。地獄谷の豪快な景色を見たりしながら、バスは急勾配を登って行った。
 車内には10人弱くらいの乗客がいたが、各所で降りてしまい、えびの高原以降は私を含めても2人だけになってしまった。
 11時29分、高千穂河原に到着した。

@高千穂河原

 ここからはいくつかの登山ルートがあるが、軽装である私は、近場の周遊コースを歩くだけの予定である。無料のビジターセンターを見学してから、歩き始めた。
 それにしても、凍えるような寒さである(先日の暑すぎた長崎鼻とは雲泥の差である)。身を屈めながら歩いて、展望台までやって来た。

@良い天気

 展望台から降りてきたが、バスの出発まで1時間弱あるため、休憩室で一休みである。山の天気は変わりやすいもので、雲の流れが速いと思って見ていたら、なんと雪が降り始めた。
 しばらくすると雪も止んだので、霧島神宮古宮址まで歩いて行ってみた。

@霧島神宮の飛び地境内

 バス停に移動して、13時29分発のバスに乗って丸尾バス停まで戻った。
 国分駅に戻るためには14時18分発のバスがあるが、それだと往路と同じルートになってしまうため、14時28分発の空港行バスに乗って途中で乗り換えて妙見温泉などを経由して戻ることにしている。
 それまで時間が少しあるので、丸尾温泉を歩いて回った。地殻の躍動を感じられる場所である。

@すごい勢い

 丸尾温泉にもバス停があったので、14時27分発の鹿児島空港行に乗り込んだ。バスは下り道を走り続け、当初予定では塩浸発電所前で乗り換えとなるはずであったが、バス停付近が工事中ということもあり、新川渓谷バス停での乗り換えとなった。長閑な場所であり散策をしたくなるが、乗り換えのバスはすぐに接続することになっている。

@予想外の場所で乗り換え

 乗り継いだ国分駅行のバスは、渓谷沿いに走り続けて小さな温泉を経由していった。こちらの経路にして正解である。
 そのうち市街地に出て、バスは「隼人駅」とアナウンスした。隼人であれば、国分よりも鹿児島に近い駅である(ルートまで確認していなかった)。であれば戻るJR料金も安くなるため、慌てて下車した。
 JRの出発まで時間があったのでスーパーをはしごして、親鳥の身、霧島鶏のタタキ、黒豚、追加の卵を購入した。

@食材

 16時16分発の各駅停車に乗って鹿児島に戻り、今日は終了である。

【以下もご覧ください】

プチ移住第8回・鹿児島県鹿児島市編(1日目~3日目)

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