■2回目の分配金額が決定
10月3日、私の口座にSBI SCHDの2回目の分配金が振り込まれた。1口当たりの額は85円で、税を引かれて最終的に振り込まれたのが73,187円である。年に4回の分配があるから、単純計算でも30万円弱となる。つまり、SBI SCHDからの分配金だけで、1か月は余裕で暮らせるわけである(生活費10万、旅行10万、NISA積み立て10万、みたいに)。

なお、配当の詳細については、SBIのウェブサイトで詳述されている。
「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」第2回分配金85円のお知らせ
https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/pdf/2025/0929_f.pdf
■分配のタイミングについて
この資料の中に、「2回分の配当金(約158円)の中からお支払いするものです」とあるのは、分配金のタイミングが今回から変わったためである。
その詳細については、以下に記載されている。
「SBI・S・米国高配当株式ファンド」年4回決算型の決算日見直しと年1回決算型の追加設定のお知らせ
https://www.sbigroup.co.jp/news/pdf/group/2025/0813_c.pdf
1回目の決算は19日であったが、本家のSCHDの配当支払日が20~25日頃であるため、タイミングを合わせるため(本家の配当が出たすぐあとに分配金を出せるように)、2回目からは少し遅くなったのである。
つまり1回目の分配金は「ほぼ3か月遅れ」であったが、今回は「ほぼ直後」となっている。そして今回は、2回目(3か月遅れ)と3回目(直後)、2回分の配当があるため、158円となっているのである。
これについては、以下の図が分かりやすいであろう。

SBIアセットマネジメントウェブサイトより
https://www.sbiam.co.jp/news/pdf/PressRelease20251001-2.pdf
■今後の運用について
では、「158円から85円を引いた残りはどうなるのか」となるであろう。それについては、上述したSBIの資料「第2回分配金85円のお知らせ」について、以下のように記述されている。
「今回の分配金は当決算期の期中に本ファンドが受取ったSCHDからの配当金の一部を分配金とし、残りは今後の安定的な分配金のお支払いを目指し、分配準備金として留保させていただくことといたします」
つまり、1万円でスタートしたSBI SCHDであるが、エネルギーセクターの下落などが影響して、まだその額に戻り切っていないのである(今日時点で9,510円)。よって、「2回分の配当をすべて分配するのではなく、残りについては、価格の回復を優先させるために留保する」ということなのである。



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