日経平均最高値更新

FIRE生活 ※投資話も
日経平均

■春の暴落を乗り越えて

 今週に入り日経平均株価は上昇を続けて、ついに最高値を更新した(今時点で、4万3,000円を超えている)。

 以前少し紹介したが、私の投資歴は19年以上あるものの、最初の10年は個別株中心でほとんど利益を上げられていなかった(現時点の含み益は、ほとんどが投資信託を始めた2016年以降のものである)。

20年間の資産推移

私の投資遍歴

 しかしだからと言って、個別株がすべて失敗な訳ではない。現時点で、売却済みの利益は個別株が約630万円で、投資信託が約330万円。口座にある含み益は、個別株が約300万円で、投資信託が約680万円。つまり通算の上昇額としては、どちらも1千万円前後であり、大きな違いはない

 しかし、これは結果論であり、「投資信託をもっと早く始めていれば良かった」というのが本心である。そうすれば、リーマンショック後の安値で仕入れることができて、現時点での含み益はもっと大きなものになっていたであろう(大後悔)。

 普段は自身が持っている個別株の状況は確認していないが、日経平均の上昇を機に、少し紹介してみたい。

■配当狙い

・みずほFG(8411)

 優良高配当として有名なメガバンクである。取得単価が1,640円であり、今日時点で4,700円を超えているため、損益率は187%を越えている。ここまで来ると売りたくなってしまうが、配当目的で買ったのであるから、我慢してホールドである(以前、高騰に耐え切れずに三井住友FG(8316)を損益率149.7%で売ってしまったという失敗がある)。

・大日本塗料(4611)

 高配当としてはあまり名前が出てこないが、今日時点で配当利回りは4.56%であり、有名な銘柄と比較しても遜色は無い。

・ゆうちょ銀行(7182)

 今日時点での配当利回りは3.73%であるが、500株所有で3,000円相当のカタログギフトも優待でもらえるため、実質4%くらいと考えてもいいであろう。

・AGC(5201)

 今日時点の配当利回りは4.5%であり、引き続き持ち続けるだけである。

・LIXIL(5938)

 こちらの配当利回りは4.77%。NISA成長投資枠である。

・日本製鉄(5401)

 昨今のUSS買収で株価が下がり、また配当金も今年に入ってから1株当たり160円→120円と下がってしまった。しかし、まだまだ配当利回りは高いし(今日時点で3.97%)、USS関連で株価自体もこれから上がっていくと期待している。

■株主優待狙い

・JR東日本(9020)

 株主優待(4割引き)狙いで持っていたが、JREバンクで同様の割引券をもらえるようになったため、そのうち売却して次年以降のNISA資金にする予定である。

・吉野家HD(9861)

 半年に1回、株主優待券(食事券)が送られてくる。しかし、すでに損益率は200%を超えており、今売っても22.7万円の利益(税金を引いても18万円)である。配当利回りはたったの0.59%であるし、食事券を考えても年間6,000円程度の利益であるから、もう売ってしまおうかとも思っている。

・ANA(9202)

 株主優待(割引券)をもらってそれをチケットショップに売るのが常であったが、最近は株主優待の買い取り額が暴落してしまった。よってこの銘柄も、次年度以降のNISA資金にする予定である。

・JAL(9201)

 ANAとまったく同じ理由で、機会を見て売却する予定である。

・日本管財HD(9347)

 ゆうちょ銀行のカタログギフトが嬉しくて、同様にカタログギフトが貰えるこの銘柄を購入したという経緯がある。あくまでも、お遊び枠である。

・ウエルシアHD(3141)

 昨年のNISA成長投資枠でLIXILと日本製鉄を買い、余った枠で買える銘柄を探して、行き当たったのがこれである。選べる株主優待に関してはVポイントを選んだのだが、色々あり、ツルハHDの完全子会社となって今年の11月に上場廃止となることになってしまった。株式交換でツルハHDになった後について、優待がどうなるかは不明である。

■その他

・三菱製紙(3864)

 色々と腐れ縁があって買い増ししてきた銘柄であるが、今日時点での損益額としては、みずほHDに次ぐ額であり100万円に迫ろうとしている。配当利回りは2.25%しかないため、NISA資金に困ったら(もしくは想定外に値上がりしたら)売却する予定である。

・日産自動車(7201)

 「よりによって日産を?」と思われるかもしれないが、最近のゴタゴタ以前は、優良高配当株であった(コロナ前には配当利回りが4.5%くらいもあった)。値上がりという意味でも、だいぶ昔であるが、315円で買って925円で売却して60万円を得たこともあり、この時の損益率193.5%は、過去に約定した率としては最高であった

 今後どうなるかは不明であるが、現時点では含み損状態であるため、ひたすら持ち続ける予定である。

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