■救急搬送
土曜日の夜、まさの救急搬送をされてしまった。過去にも一度経験があり、その時は尿管結石であった。それ以来、十数年ぶり2回目の搬送である。
しかし今回は、疾病という訳ではなかった。単純に言えば、便秘である。
普通の便秘であれば下剤で解決するが、木曜日の午後に受診した健康診断でバリウムを飲んでおり、それが肛門付近で塊になってしまったため、どうにもならなくなってしまったのである。

バリウム検査は過去に何度も経験しており、下剤を飲んですべて出すことにも慣れていた。今回も木曜の夕方に白い便が少し出たので安心してしまい、その後は普通に飲食し、コーヒーを何回も飲んでしまったが(註:コーヒーはバリウムと相性が悪い)、結果論としては、バリウムはほとんど体内に残っており、それが石灰化して石のようになってしまったのである。
そして便がでないことを訝しく思い、土曜の昼と夜に下剤を飲んだのが仇となってしまった。出口が石のようなもので塞がれているのに下剤を続けて飲んだため、便意がある+絶対出ない状態となり、激痛の連続となり救急車を呼んだのである。

搬送後に救急処置室で対応されたが、すぐには出ない。苦痛に喚きながら検査などを経て、手で便を摘出するのを何度か試みたりして、2時間半くらいたってやっと「出るもの」が出た。その日は、1晩の入院である。

翌日に退院、連休であったため、支払いは祝日明けの22日に行ってきた。救急処置と入院になったため4万円以上の出費となってしまったが、仕方がない。資産が無ければ右往左往するところであるが、この程度の臨時出費は無問題である。
その日は支払いだけでなく、家に近い病院(肛門科があるところ)を受診し、様々な薬(飲み薬や塗り薬)を処方してもらった。というのも、とんでもない石のような大きいものを無理やり摘出したため、とんでもない重症の切れ痔のような状態になってしまったのである。
今後バリウムを飲む際は、予定以上に下剤を飲んですべてを出すことを心掛けねばならない。

コメント