iDeCoをネット証券へ移管

FIRE生活 ※投資話も
iDeCo

■必要書類が到着

 今年の3月末で早期退職をして、それまで運用していた企業DCはiDeCoへ移管となった。ただし、あくまで保険会社内で運用方法が企業から個人になっただけである。より手数料が安い銘柄を選んだりするために、ネット証券に移管する申請をして、やっとその利用が手元に届いた

 企業DCiDeCoでは手数料に要注意である点については、以前に記載した通りである。

投資信託と企業DCの罠

■選定した銘柄

 これまでは国内と海外を半々くらいで運用してきたため、SBI証券で選べる銘柄の中から、以下を選択することにした。

ニッセイ日経平均インデックスファンド

・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

 手数料については、前者が0.143%で、後者は0.05775%である(業界最安)。これまでの手数料と比較してみると、以下のようになる。

【海外】

1.738%(外国株式)

 ↓

0.22%(外国株式インデックス)

 ↓

0.05775%(eMAXIS Slim全世界株式)

【国内】

1.65%(日本株式)

 ↓

0.154%(日本株式TOPIX)

 ↓

0.143%(ニッセイ日経平均インデックスファンド)

 特に海外については、かなりの手数料削減となった。国内外、いずれも企業DC開始時と比較しても、1.5%以上の削減である。私は現時点で1,200万円ほど運用しているため、単純計算でも1年で18万円、10年間にすればその10倍の180万円(資産は拡大する傾向にあるから、確実にこれより多い額)を失わずに済むこととなった。

 やはり、対面型店舗ではなくネット証券で、そして安い手数料のものを選ぶのが鉄則である。

■少しの懸念

 懸念事項と言えば、移管には数週間程度の時間を要するため、その間は株価に影響されないのである。春先に企業DCからiDeCoに移管した際は、トランプ関税ショックからの戻りを少し逃してしまった。もし、今後数週間くらいに株価が大幅に値上がりした場合、それを取り逃してしまう可能性がある。しかし、こればかりは運次第であるから、どうしようもできない。

コメント