■はじめに
今回は、JR東日本の「びゅう」が企画している観光列車であり、「福島デスティネーションキャンペーン」として運行されるものである。水戸から郡山まで水郡線を走るものであり、沿線の名物があれこれ提供されて、価格は14,000円也。
パンフレットによると、甘いものから辛いもの、そして飲料など多種多様のものが17種類出てくるようである。全部頂いたのでは胃が変な状態になりそうなので、夜のつまみになりそうなものや日持ちがするものなどは持ち帰ることにした。
観光列車は水戸発郡山着であるから、そこまでの足は別途必要である。しかし、宮城県でのプチ移住の際に買っていた「北海道&東日本パス」がまだ使えるため、今日はそのパスの7日目を使っての移動である。
なお、切符の5日目は武蔵野線沿線の買い物で使用して、6日目(4月3日)は安房鴨川まで「鶏の総菜」を買いに行ったのであった。

@ぶらり鴨川まで
■2026.4.4
7時過ぎに家を出て、JRを乗り継いで水戸駅に向かった。9時33分に到着したが、受付はちょうど9時半から開始したところである。
案内用書類一式と名札、記念品である硬券を模したキーホルダーを頂いた。

@一式
しばし駅周辺で時間を潰してから、係員がいる改札を通った(切符がないため)。行先案内では、「まんぷくトレイン」とカラフルに表現されている。

@行先案内
それにしても、4月とは思えないくらいの寒さである。今日は、雨が止まない予報である。
まだまだ時間があるため待合室で時間調整をしてから、水郡線の発着ホームへと向かった。
定期列車を見送ってしばらくしてから、まんぷくトレインが入線してきた。見た目は、いつもの水郡線である。

@DCヘッドマーク付き
いつも通りの水郡線車両であるが、今日は特別にテーブルが付いている。私の席はボックス席で相席になっているが、幸いにも進行方向の窓側であった(これは景色が見やすい最適な席である)。椅子には、パンフレットやノベルティがたくさん詰まった袋が置いてあった。

@自席
駅員の見送りがあって、定刻の10時37分に水戸を出発した。
アナウンスがあり、今日の参加者数は69人であるとの由。最初に提供されたのは、大子町の個人焙煎店によるアイスコーヒーである。

@最初はコーヒーから
今日は店で焙煎を担当している女性も乗車しており、パンフレットなどを配布していた。
続いて、コーヒーに合わせるべく提供されたのが、クリームボックスである。クリームボックスとは郡山のご当地グルメであり、私は郡山駅で買ったことがあるが、今日は一番有名な店である大友パン店のものが特別に提供された。

@クリームボックス
なお、このクリームボックスのみ「フライング提供」であるが、それ以外は原則として沿線に合わせての提供となる。
車内では、水郡線に関するクイズ大会が行われた。5問あり、1問でも正解すればノベルティ(ステッカー)が貰えるという、ハードルの低いものである。

@ステッカー
その1問目は、水郡線の愛称に関するものであった(答えは当然「奥久慈清流ライン」である)。その名の通り、沿線には久慈川が見える区間が多い。

@残念な雨ですが
続いて配布されたのは、活命茶という飲料である。これは愛知県の品であるが、なぜ提供されたのかというと、ウルトラマン柄の特別なものだからである。ウルトラマンの生みの親は円谷監督、円谷監督の出身地は須賀川、須賀川は水郡線沿線という、「風が吹けば桶屋が」的な発想である。須賀川はまだまだ先であるが、お茶などの提供がないため、予定を変えて前倒ししたとの由。

@お茶
11時45分、常陸大子に到着した。ここで3分ほど停車するため、プラットホームに降りて柔軟体操である。
同駅を出発して、続いて提供されたのが矢祭町の「ゆずシャーベット」である。早速頂こうとしたが、新幹線のアイス以上にカチコチであるため、しばし放置してから頂いた。本物のゆずの器であり、料理等の再利用できるということなので、器は持ち帰ることにした。

@カチコチ
それに続いて提供されたのが、同じく矢祭町の鮎の塩焼きである。矢祭山駅に11時59分に到着して(ドアは開かない)、地元の人がホーム上で旗を振ったりして出迎えてくれている。駅前には店舗があり、鮎はそこで焼かれたものであるという。
尻尾を齧ってみたが、「これは酒のアテにすべきか」と思い留まり、ほとんどは持ち帰ることにした。

@家用にする
列車は磐城塙駅を出発して、続いての提供物は塙町の「山ふぐ餅」と「天領」である。山ふぐ餅は「こんにゃく餅」の愛称で親しまれているということであり、天領はきな粉や白ごまを練り込んで作られたものとのことである。

@和菓子セット
12時28分、磐城棚倉に到着して、同駅を12時30分に出発した。
棚倉町のものとして最初に提供されたのが、「おばけせんべい」である。両手に収まらないくらいの大きさであり、これはもうお土産としてお持ち帰りである。

@おばけサイズ
同じく棚倉町のものとして配布されたのが、「青豆よせ豆腐」と「バジルde青豆」である。前者は豆腐そのものであるが、後者はイタリア風にアレンジされたものであった。あら塩も一緒に配布されて、その塩で頂くスタイルである。

@豆腐2種
磐城浅川駅を過ぎて提供されたのが、「浅川の優味米おむすび」と「魔除けたまご」のセットである。魔除けたまごは、温泉たまごのように白身が緩いものであった。

@おにぎりセット
12時48分、磐城石川に到着した。ここで19分の停車となるが、ホーム上では石川高校とJRの吹奏楽部による演奏が開始された。大雨の中傘を差しつつ、その演奏を聴き続けた(演奏は屋根がある1番線で行われている)。

@ゆるキャラも
駅員も含めての大歓迎であるが、今日は町長も来ており、車内で挨拶をして行った。
同駅を13時07分に出発して、石川町のものとして提供されたのが「石川はちみつ牛コロッケ」を挟んだコロッケパンである。立て続けにあれこれ提供されているため、これはもう持ち帰りである。

@コロッケパン
同じく石川町のものとして続いて配布されたのが、「めひかり塩チョコブッセ」と「すこやか餅」である。「めひかり」と言っても魚のあれが入っている訳ではなくて、めひかりの形をしたチョコがあり、それを使ったブッセ、ということである。

@洋菓子と和菓子
列車は玉川村に入り、そこで提供されたのが冷凍の「さるなしの実」と「さるなしサイダー」である。あまり馴染みがない果実であるが、キウイフルーツのような風味であった(小さいとはいえ、形も似ている)。

@さるなし
そして大トリで提供されたのが、須賀川のいちごである。アナウンスをしていた係員も「これを紹介したくてこの列車を企画した」と力説するくらいのものであり、見た目からしても美しい粒である。

@いちご
東北本線の路盤と合流して(路線の区分としては、水郡線は安積永盛駅までである)、そして終着の郡山には、定刻の13時49分に到着した。たくさんの係員やゆるキャラに迎えられて、今回の観光列車は終了である。

@終わり


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